
このたびの東日本大震災で被災された方々、及びそのご家族の方に心よりお見舞い申し上げます。役職員一同、被災地の皆様のご健康及び被災地の一日も早い復興を祈念しております。
SBIグループは創業以来、インターネットを最大限活用し、競争力のある金融商品を提供し続けてまいりました。また、利便性やその品質についても第三者評価機関から高い評価を受けているサービスを提供してきた結果、SBIグループの顧客基盤は拡大を続け、2011年5月期末には1,200万人を超える規模になりました。
そして現在、SBIグループの次なる成長ステージを実現すべく、2010年3月に掲げた金融サービス事業の「ペンタゴン経営」を進めております。
「証券」「銀行」「損害保険」「生命保険」「決済サービス」を5つのコア事業と位置付け、コア事業間のシナジー効果を一層発揮させることで、グループ全体の飛躍的な成長を促すとともに、日本で蓄積してきたシステムやノウハウを海外新興国に順次移出し、新興諸国での金融サービス事業の展開を加速しております。
さらに2010年7月には、SBIグループの「ブリリアントカット化」という新たなコンセプトを打ち出しました。ダイヤモンドはブリリアントカットをすることでそれぞれの面がより美しく、そして全体として最も輝くようになります。グループの各社・事業体をこのダイヤモンドの面になぞらえ、それぞれの事業を磨き上げることでSBIグループを光り輝くダイヤモンドにすべく、規模の拡大から、収益力の強化を重視した経営へと移行してまいります。
「21世紀はアジアの時代である」と言われております。世界人口の約半数を占めるアジアは、2015年頃には世界最大の経済圏になると予想されており、SBIグループはその成長を最大限取り込むべく、現地有力機関とのパートナーシップによるグローバル投資体制を構築するとともに、アジア地域を中心とした海外金融機関への出資を拡大するなど、海外新興諸国における事業展開を積極化させております。
そして、こうした動きをさらに加速させるべく、アジアに根ざした組織体制を構築してまいります。そのような展開の一環として、2011年4月に日本に本籍を置く企業として初となる香港証券取引所上場を果たし、香港の第2本社化に向けて準備を進めております。
SBIグループは「日本のSBIから世界のSBIへ」と変貌を遂げ、グローバル企業としてさらなる成長を目指し、今後もお客様のために、投資家の皆様のために、顧客中心主義を貫き、より革新的なサービス、ビジネスの創出に努め、顧客価値、株主価値、人材価値の総和たる企業価値の極大化を追求してまいります。
SBIホールディングス株式会社
代表取締役 執行役員CEO
北尾 吉孝

