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新産業を作り続け、総合証券の頂点を目指す。

株式会社SBI証券
代表取締役社長

髙村 正人

Masato Takamura

顧客中心主義を徹底した結果、ネットリテール分野、NISAやiDeCO等の新サービス、対面ビジネスのいずれも急成長を遂げた。これからも新産業を創造し、次に目指すは、総合証券会社トップの座。

リアルビジネスの礎をつくるために。

私は前職で銀行営業マンとしてSBIの担当をしていました。ビジネスの付き合いを通して、同じ金融業界の仕事でありながら、より新しいものにチャレンジしていくSBIの姿勢に、当時の私は強い憧れを抱いていました。そんな私が転職を考えていた折に、「SBIはインターネット証券のみならず、今後はリアルのホールセール事業にも取り組む」というグループ代表の北尾の言葉を聞きました。顧客中心主義という経営理念に基づき、ネット証券と並行してリアルビジネスも立ち上げる、と。ここなら自分のスキルを活かして新しいことに挑戦できる、そのミッションに私の力を発揮したい。そう奮い立ち、2005年にSBI証券へと転職いたしました。

顧客中心主義の
徹底が結果を生んだ。

SBI証券は18年前の事業開始から、総合証券を目指す姿勢で事業分野を広め続け、お客様の数は400万人超になりました。「NISA」や「iDeCo」といった新サービスにおいてもネット証券トップのお客様数を抱え、新規顧客は年率10%で増加中です。これは投資デビューするお客様から、最初に利用したい証券会社として強い信頼を得たからだと考えています。そして、その信頼は、顧客中心主義の徹底から生まれたと、痛切に感じています。手数料、取引チャネル、商品およびサービスのラインナップを、できるだけお客様の言葉に耳を傾けながら構築してきた。その姿勢が、顧客基盤に恵まれた最大の要因ですので、私たちはこれからも顧客中心主義を貫いていきます。

対面ビジネスの本道は真心。

SBI証券に入社した当時の私のミッションは、IPOの主幹事を伸ばすこと。後発の証券会社故、時間も苦労もかかりましたが、今や国内での主幹事本数トップ5に入るまで成長しました。その躍進の背景には、お手伝いさせて頂いた会社様からの「SBIは良い」という口コミがありました。資本市場にデビューする会社様の事情に深く入り込み、細部までお手伝いをした結果、評判が伝播していった。皆さまのお心に、感謝していますし、これは対面ビジネスならではの醍醐味。他にも対面ビジネスとしてIFA事業を立ち上げ、今ではグループに欠かせない事業体となってきています。新事業立ち上げの経験は、人生のかけがえのない財産になっています。

フレキシブルに
新産業をつくるSBIの強み。

SBIの理念に、「新産業クリエーターを目指す」という言葉があります。この言葉には様々な切り口が含まれています。まずは私たち自身が新産業を作る。さらには、IPOでクライアントが新産業クリエーターとして大きく育つことを支える。また、ベンチャー企業をインキュベートし、一定まで成長したら、次はコンサルティングをしていく。あらゆる新企業を、SBIグループの総合力によって一気通貫で育て上げていくことが、私たち新産業クリエーターの役割です。当グループ内においても、連結180社の中、どんどん新しい事業体が起業しています。内部でも、外部でも新産業を作り上げていく、そのフレキシブルさが、SBIグループの強みです。

FinTech2.0で頂点を獲る。

当グループの企業生態系は、進化の最中にいます。FinTech生態系は、FinTech2.0の生態系にブラッシュアップし、仮想通貨の事業体は、具体的な生態系として立ち上がるステージになりました。また、直近の取り組みとしては、新しくモバイルの生態系を構築しております。この背景として、現在、国内のみならず、海外、特にアフリカを中心にモバイルベースによる金融事業の取引が盛んになっていることが挙げられます。SBI証券としては、これら新事業はもちろん、既存事業をマネタイズし、いかにして大手証券に追いつき追い越していくのかという課題にも取り組んでいます。ネット証券会社から、次は総合証券会社としてNO.1を獲得する。私としてはこれが最もエキサイティングな取り組みですね。

日々の生活の中に、 投資や運用を、 シームレスにつなげる。
髙村 正人 三和銀行(現 三菱東京UFJ銀行)を経て、2005年 SBI証券入社。
2007年 取締役執行役員、
2012年 常務取締役、
2013年 3月より現職。