2004年12月8日
ソフトバンク・インベストメント株式会社
株式会社クレディア

 ソフトバンク・インベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表:北尾吉孝、以下SBI)と株式会社クレディア(本社:静岡県静岡市、代表:石尾頼央、以下クレディア)は、サービサー関連事業への進出を目的とした合弁会社設立の協議を進めることで基本合意致しました。

新会社の所在地は東京都港区、資本金は5億円とし、SBIが60%、クレディアが40%を出資し、取締役の過半をSBIにより指名する予定であり、来年1月末までに合弁会社として新規設立、サービサー業者としての認可申請後、来年4月の営業開始を目指します。

SBIはこれまで、傘下の事業者向けローンを手掛けるスワン・クレジット株式会社(本社:東京都港区、代表者:城戸博雅)を介し、クレディアと提携関係を有しており、今回の合弁事業は、事業者ローン・消費者ローンをはじめとするミドルリスク市場に安定的な収益基盤の構築を目指すSBIグループと、消費者金融事業を核に、金融機関との提携による各種ローンの審査・保証代行、事業者向けローンなどを幅広く手掛けるクレディアの両社が、それぞれの事業のさらなる成長と効率化を目的として合意に至ったものです。

新会社は、多様な金融事業を手掛けるSBIグループの幅広い顧客基盤やネットワークと、クレディアの小口債権回収における豊かな実績、ノウハウを融合させ、競争力の高いサービサー事業を展開する計画であり、ブロードバンド関連事業の課金における小口債権回収や、SBIグループが展開する不動産関連事業、LBOファンドの運営等を通じて蓄積している企業再生ノウハウを活用して、不良債権を切り口とした事業再生ビジネスへ取り組むことも視野に入れており、単なる債権回収業務にとどまらず、各種債権から派生する様々な関連ビジネスを展開する総合サービサーを目指してまいります。

以上