2005年11月04日
ファイナンス・オール株式会社
SBIテクノロジー株式会社

SBIグループのファイナンシャル・サービス事業部門の中核的企業であるファイナンス・オール株式会社(本社:東京都港区、代表者:伊藤雅仁、以下「ファイナンス・オール」)の子会社であるSBIテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表者:前田稔、以下「SBIテクノロジー」)は、このたびヤフー株式会社が運営するYahoo!ファイナンス上で提供する口座一元管理ソフトウェア「MoneyLook®」に新機能を搭載し、インターネット上に散在する多くの情報を一元管理できるソフトウェアへバージョンアップしましたことをお知らせ致します。

インターネットの発展に伴い、今日ではインターネットを利用して銀行の口座残高やカード決済の取引情報、証券口座の状況などを容易に照会することができるようになりましたが、これらを確認する度に、サイト毎へのログインや複数のユーザーIDやパスワードを管理する手間が生じておりました。
SBIテクノロジーが提供する口座一元管理ソフトウェア「MoneyLook®」では、ユーザーがそのような煩雑さから開放されるべく、銀行や証券会社、クレジットカード会社など金融機関のインターネット取引サービスを一つのIDとパスワードで管理し、残高確認や取引情報などの口座情報をワンクリックで一覧して照会・取得することが可能なサービスを提供しております。

今般バージョンアップした「MoneyLook2(Yahoo! JAPANバージョン)」では、従来のサービスに加え、新たに「MoneyLook®」のログイン画面やホーム画面に「RSSリーダー」の技術を組込んだことにより、ユーザーはRSS対応のウェブサイトを「MoneyLook®」上に自由に複数設定することが可能となりました。これにより、ユーザーは金融資産の一元管理ができるだけでなく、興味や関心がある様々な情報を一元管理することが可能となりました。

さらに、今回新たに「ポートフォリオ」機能を搭載したことで、複数の株式銘柄を一元して管理することを可能にしたほか、資産残高を円グラフや時系列チャートで表示するなど、プレゼンテーション機能を高めたことで、ユーザーの資産分析をより便利にしております。また、従来の「オークション」機能を拡充した上、複数のYahoo! JAPAN IDのメールを読むことが可能な「メール」機能や、複数のYahoo! JAPAN ID、金融機関、ポイント会社のポイント情報を管理することが可能な「ポイント」機能を新たに追加するなど、ユーザーのさらなる利便性向上を図りつつ、 Yahoo! JAPANが提供するサービスとの連携を一層強化いたしました。

これらにより、ユーザーはインターネット上に散在するあらゆる情報を一画面に集約して参照することが可能となり、画期的なインターネット・ポータル・アプリケーションソフトの提供が実現いたしました。

なお、今回金融機関のID・パスワードの新規登録において、「ソフトウェアキーボード」機能を採用することにより、昨今問題化している、キーボード操作から不正に個人情報を取得する「スパイウェア」等のアクセス防止を図るなど、更なるセキュリティ面の強化も行っております。

SBIテクノロジーは、韓国における子会社Finance All Solutions Co., Ltd.と共同して、ブロードバンド先進国である韓国の金融関連IT技術を活用した「MoneyLook®」や、デイ・トレーダー向け証券取引ソリューション「HTS(ホーム・トレーディング・システム)」などの金融分野におけるITソリューションを開発し、いち早く日本国内へ先進的なツールを提供してまいりましたが、今後もユーザーのニーズを最大限に尊重し、先進的な技術を駆使して利便性の高いツールの提供に努めて参ります。

(ご参考)

【「MoneyLook®」について】
「MoneyLook®」は、銀行・証券会社・クレジットカード会社などの金融機関がインターネット上で提供する預金残高・取引履歴などの取引情報を一覧表示させるソフトウェアです。ユーザーは、予め各金融機関のID・パスワードを登録しておけば、「MoneyLook®」に一度ログインするだけで、登録された全ての金融機関の口座情報を自動取得更新して一覧表示することが可能となります。さらに、個別の金融機関のサイトへは「MoneyLook®」の画面からワンクリックでログインすることができるため、ユーザーは複数のID・パスワードを個別に管理する手間が省けます。

なお、登録された「MoneyLook®」のID・パスワードや照会した取引情報は、外部のシステムに保管されることなく、全てユーザーのPC内に暗号化されて保存されます。暗号化は米国政府の標準暗号方式であるAES(Rijndael)アルゴリズムを採用しており、セキュリティ面も安心です。

【「MoneyLook2(Yahoo! JAPANバージョン)」のダウンロード先】
http://biz.yahoo.co.jp/accountmanager/moneylook/web/

【「MoneyLook2(Yahoo! JAPANバージョン)」に今回新たに追加された主な機能】

  1. 口座管理機能:
    「月次出納管理」機能、お手持ちの資産を時系列で管理できる「残高推移管理」機能、入出金明細にメモをかくことができる「メモ機能」を追加しました。
    <口座管理ホーム「月次出納管理」(イメージ画像)> 口座管理ホーム「月次出納管理」
  2. RSSリーダー:
    MoneyLook®のログイン画面、およびホーム画面にRSSリーダーを追加しました。
    <ログイントップ画面 (イメージ画像)> ログイントップ画面
  3. ポートフォリオ機能:
    Yahoo!ファイナンスのポートフォリオに登録された株式銘柄を取り込み、MoneyLook独自に株式銘柄の管理 をすることができます。また、スポンサーの証券会社に口座をお持ちの場合、便利なワンクリックログイン機 能が利用でき、円滑な取引が可能となります。
    <ポートフォリオ(株式管理)機能 トップ画面 (イメージ画像)> ポートフォリオ(株式管理)機能 トップ画面
  4. メール機能:
    複数のYahoo! JAPAN IDのメールを読むことができます。
  5. ポイント機能:
    複数のYahoo! JAPAN IDのポイント、及び金融機関やポイント会社のポイント情報を取得することができます。
  6. 画面カスタマイズ機能
    利用者に合わせて必要な機能のみ表示させることができ、そのタブの順番も変更することができます。

【「MoneyLook®」で対応可能な金融機関】
「MoneyLook®」は、口座一元管理サービスでは国内最多の79社79サイトの金融機関に対応しております。

業種 金融機関名/サービス提供会社
銀行系 UFJ銀行、アイワイバンク銀行、イーバンク銀行、大分銀行、大垣共立銀行、オリックス信託銀行、香川銀行、西京銀行、埼玉りそな銀行、十六銀行、滋賀銀行、殖産銀行、新銀行東京、新生銀行、ジャパンネット銀行、シティバンク、荘内銀行、住友信託銀行、スルガ銀行ソフトバンク支店、ソニー銀行、筑邦銀行、千葉銀行、東京スター銀行、東京都民銀行、東京三菱銀行、鳥取銀行、名古屋銀行、北越銀行、北洋銀行、北陸銀行、北国銀行、みずほ銀行、みずほ銀行インターネット支店、三井住友銀行、横浜銀行、郵便貯金、りそな銀行(旧あさひ銀行、旧大和銀行)、モビット(39社)
証券系 Meネット証券、イー・トレード証券、エイチ・エス証券、オリックス証券、カブドットコム証券、コスモ証券、ジェット証券、大和証券、東海東京証券、トヨタFS証券、日興コーディアル証券、野村證券、松井証券、マネックスビーンズ証券、楽天証券、リテラクレア証券(16社)
カード系 CFカード、DCカード、JCBカード、KCカード、OMCカード、TS CUBICカード、UCカード、UFJカード、Viewカード、Yahoo! JAPANカード、あおぞらカード、アプラスカード、イオンクレジットサービス、出光カード、オリコカード、シティバンクカード、ジャックスカード、セゾンカード、ソニーファイナンス、ダイナースカード、日本信販(NICOSカード)、三井住友VISAカード券、ライフカード、りそなVISA(24社)

以上