2006年4月27日
SBIホールディングス株式会社

平成18年4月3日に発表いたしました当期(平成19年3月期)連結業績の見通しに関するお知らせの内容につき、下記の通り会計上の表示区分を一部変更することといたしましたので、お知らせいたします。

 記

 1.平成19年3月期 当社連結業績に与える影響額の見通し

(変更後)

(1)売上高(連結)
130億円
(2)営業利益(連結)
130億円

(1)(2)ともに成功報酬の計上によるものであります。

(3)特別利益(連結)
468億円

ファンドへの当社出資持分に含まれる子会社株式の売却益相当額の計上によるものであります。

 (変更前:平成18年4月3日発表)

(1)売上高(連結)
656億円
〔内訳〕 営業投資有価証券売上高 526億円
成功報酬               130億円
(2)営業利益(連結)
598億円
〔内訳〕 営業投資有価証券売却益 468億円
成功報酬               130億円

 2.変更の理由

本件は、当社連結子会社が業務執行組合員をつとめる「ソフトバンク・インターネットテクノロジー・ファンド」および「ソフトバンク・インターネットファンド」がそれぞれ保有していたイー・トレード証券株式会社(東京都港区、代表者:井土 太良、JASDAQ、証券コード8701、以下イー・トレード証券)株式を売却したことに伴う当社連結業績への影響額を見通したものであります。

このうち、これらファンドへの当社自己出資相当分に関わる損益につきましては、ファンドにおける同社株式の売却金額とその原価を出資相当額に応じてそれぞれ営業投資有価証券売上高526億円、売上原価58億円として計上し、その差額である468億円を営業利益とする見通しでしたが、昨今の投資事業組合に関する会計上の取り扱いについての監査法人や有識者の議論の状況、ならびにイー・トレード証券が当社の子会社にあたることを踏まえて当社監査法人と協議・検討を行った結果、同468億円を特別利益として会計上の表示区分を変更することとしたものであります。

なお、ファンドの運用成績に応じて計上が見込まれる成功報酬130億円につきましては、前回発表の通り、売上高および営業利益に計上される見通しであります。

以上により、前回見通しの営業利益598億円は、営業利益130億円および特別利益468億円にてそれぞれ計上される見通しであります。

なお前回発表の通り、上記は各ファンドの直近決算書類をもとに、イー・トレード証券株式の売却を考慮した合理的な見積りに基づく見通しですが、実際の金額は、今後各ファンドにおいて発生する本件以外の取引から生じる損益等の全てを含めた決算書類に基づいて確定されるものであり、上記見通しから変動が生じることが見込まれます。

 以上