2006年5月8日
モーニングスター株式会社

投資信託評価情報をはじめとする各種金融情報を提供するSBIグループのモーニングスター株式会社(本社:東京都港区、代表者:朝倉智也、以下モーニングスター)は、100%出資子会社のモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社を通じて、住友信託銀行株式会社(本店:大阪府大阪市、取締役社長:森田豊、以下住友信託銀行)が販売するファンド・オブ・ファンズ(※)形態の「住信財産四分法ファンド(毎月決算型)(愛称:四分法)」に対し、基本配分比率・各投資対象投資信託証券の基本組入比率の見直しに関して投資助言を提供いたします。

なお、本件は平成18年1月17日に発表いたしました「住友信託銀行グループとの多面的業務提携について」の一環であり、SBIグループでは今後も住友信託銀行との更なる業務提携の拡大を目指し協議を進めてまいります。

住友信託銀行は、投資信託の販売を積極的に推進しており、定期的に分配金を受取る毎月分配型ファンドラインアップについては、外国債券に投資するファンドを皮切りに、外国債券と国内株式に分散投資するバランスタイプのファンドや、日本ならびに米国のREIT(不動産投信)に投資するファンド、あるいは世界の高配当の株式に投資するファンドなど、投資対象の多様な投資信託の品揃えを他の銀行に先駆けて拡大しております。特に、昨年10月に販売を開始したバランス運用型のファンド・オブ・ファンズ「住信 毎月分配パッケージファンド」は、設定からわずか半年という短期間で純資産残高が1,000億円に達しております。

モーニングスター・アセット・マネジメントは、モーニングスターが保有する豊富なデータベースを活用し、ファンド・オブ・ファンズの投資助言を行っており、現在投資助言を提供しているファンド数は3本、合計純資産残高は119億円(2006年3月末現在)となっております。

このたびモーニングスター・アセット・マネジメントの投資助言のもとに住信アセットマネジメントが運用し、住友信託銀行より販売される「住信財産四分法ファンド」は、日本では従来から一般的であった現金(債券)、株式、不動産の財産三分法という考え方に、海外の資産を加えて「財産四分法」というコンセプトに基づき、モーニングスター・アセット・マネジメントと住友信託銀行、ならびに住信アセットマネジメントが協同で設計した商品です。

モーニングスターは、投資信託をはじめとした各種金融情報の分析・評価に注力し、中立性・客観性を維持した評価情報の発信をコア事業としつつ、蓄積した豊富なリサーチデータを活用することにより、モーニングスター・アセット・マネジメントを通じて資産運用コンサルティングサービスを積極的に提供してまいります。

(※)ファンド・オブ・ファンズ=複数の異なる投資信託証券を運用資産として組み入れることにより効率的な分散投資を図る投資信託商品

以上