2006年5月10日
モーニングスター株式会社

投資信託評価情報をはじめとする各種金融情報を提供するSBI グループのモーニングスター株式会社(本社:東京都港区、代表者:朝倉智也、以下モーニングスター)は、欧米を中心とした海外の機関投資家が保有する国内上場企業の銘柄情報の提供を開始いたします。

本サービスは、昨今、国内上場企業に対する外国人持ち株比率が高まる中、企業側の海外機関投資家の株式保有状況の的確な把握に加え、戦略的IR を推進するニーズに対応するものです。

当社は、米国モーニングスターを中心に北米、欧州、アジア、オセアニアの20 カ国において45,000ファンドのポートフォリオの銘柄情報を保有しており、その銘柄情報は、直接ファンドを運用している各機関投資家から月次、ないしは四半期ごとに提供を受けております。

したがって、これまでIR コンサルティング会社などが提供してきた同種のサービスと異なり、幅広く信頼性の高い情報収集網を利用しているため、銘柄を保有するファンドの対象範囲(国、ファンドの種類)や銘柄情報の更新頻度などに優位性があり、これまでにない質の高いデータを提供することが可能です。

- サービスの具体的な特徴 -

  1. ■対象ファンドのカバー範囲
    • 市場:世界20カ国
    • ファンド数:45,000ファンド、約1000の機関投資家
    • ファンド種類:
      オープンエンドファンド、クローズドエンドファンド、私募投信、ETF、変額年金・サブアカウント、セパレート・マネジメント・アカウント(SMA)
  2. ■データの更新頻度
    ファンドを運用する機関投資家から直接データを入手することにより、組入れ銘柄情報は、最短サイクルで月次、ないしは四半期毎に更新。
  3. ■豊富な提供項目
    保有株数、評価額に加え、ファンドの投資方針、パフォーマンス情報、運用担当者の連絡先(アドバイザー、サブアドバイザーも含む)等

本サービスは、株主総会に向け株主判明調査を行う企業や海外の主要ファンドの保有状況を、年間を通して定期的にモニタリングしたい企業などにも活用できる重要なツールになると考えております。

モーニングスターは、顧客中心主義の考えのもと、今後も個人投資家、販売金融機関、運用会社、事業会社等に新たなサービスを積極的に展開してまいります。

以上