2006年12月5日
SBIベリトランス株式会社

オンライン決済ソリューションを提供するSBIグループのSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田 貴史 以下、「SBIベリトランス」)は、EC店舗向けの決済サービス「ベリトランス電子マネー」に、ビットワレット株式会社(東京都品川区 社長:眞鍋マリオ 以下、「ビットワレット」)が推進するプリペイド型電子マネー「Edy」を追加いたします。

電子マネー「Edy」は、リアル及びインターネット店舗両方で利用可能なプリペイド型の電子マネーで既に累計で2,300万枚以上が発行されています。消費者は加盟店舗・Edyチャージャー・クレジットカード・郵貯・証券・銀行口座からチャージ(入金)し、全国各地のEdy加盟店で利用することが出来ます。

今回、「ベリトランス電子マネー」に「Edy」が追加されたことで、EC事業者はベリトランスとの契約のみで、「モバイルSuica」「Edy」両方のインフラを一括導入することができます。「Edy」についてはPCでのインターネットショッピングとおサイフケータイの通信機能を使ったモバイルショッピングの両方に対応します。SBIベリトランスは、契約の手間及び導入工数を抑えることで、EC店舗への電子マネー導入の後押しを行います。EC店舗にとっても「モバイルSuica」「Edy」両方を取り扱うことにより、幅広い消費者のニーズに応えることができ、機会損失を防止することができます。

SBIベリトランスは、今後「モバイルSuica」「Edy」に加え多くの電子マネー発行体との提携を進め、利用可能な電子マネーの拡充を行っていきます。また、電子マネー決済サービスをクレジットカード決済・コンビニ決済サービスと統合的に展開することで、EC事業者の決済業務を総合的に支援いたします。

SBIベリトランスは、 拡大するEC決済が社会インフラとして大きな役割を持つ中で、必要不可欠な安心・便利な決済手段を提供し、今後もその発展に積極的な貢献をしてまいります。

■「VeriTrans電子マネー」サービスの特徴

  1. SBIベリトランスとのみ契約することで電子マネーサービスの利用が可能
    電子マネー運営会社(Edyの場合はビットワレット、Suicaの場合はJR東日本)との直接の契約は必要なく、SBIベリトランスとの収納代行サービス利用契約で電子マネーサービスの利用が可能となります。
  2. 入金情報はリアルタイムで確認が可能
    消費者が入金を行った情報はリアルタイムでEC事業者にお知らせいたします。複数の確認方法を用意しているため、EC事業者の運営体制やシステムに応じた入金情報の取得・利用が可能です。
  3. 全ての決済手段の売上入金を一本化することが可能
    収納代行サービスでクレジットカード決済、コンビニ決済を併用する場合には、全ての決済手段の売上を一本化して、SBIベリトランスから入金を受けることが可能となります。
  4. 複数の電子マネーサービスをサポート
    今後、SBIベリトランスにおいて決済システムの拡張を図り、統一されたインターフェースでの、各種電子マネーサービスの導入・運用を可能とします。
  1. ※「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
  2. ※「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  3. ※「VeriTrans」および「ベリトランス」は、SBIベリトランス株式会社の登録商標です。
  4. ※その他の商標は各所有者に帰属します。

以上