2007年2月28日
SBIホールディングス株式会社

SBIホールディングス株式会社(本社:港区六本木、代表者:北尾 吉孝、以下「当社」)は、本日、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク(本社:ニューヨーク、米国、以下「ゴールドマン・サックス」)と、日本の株式市場における投資家の利便性向上を目的とした中立的な私設取引システム(以下、「PTS」)運営事業を共同で推進していくことで合意し、当社の保有するSBIジャパンネクスト証券準備株式会社(本社:港区六本木、代表者:福士 光徳、以下「ジャパンネクスト」)株式の50%をゴールドマン・サックスに譲渡する契約を締結しましたので、ご報告いたします。

ゴールドマン・サックスは世界中に大手機関投資家を顧客として有していることから、同社の資本参加を受けてPTS事業を展開することにより、様々な顧客のニーズを当事業に反映させることが可能となり、PTS取引の流動性向上にも寄与することとなります。

ゴールドマン・サックスとは、取引に参加する証券会社が共同運営する公共性の高いPTSを目指すということで合意しており、今後ジャパンネクストは、ネット証券に限らず広く他の証券会社に対しても、取引参加及び取引参加を前提とする資本参加を呼びかけていきます。

ジャパンネクストは、今春以降の取引開始を目指しており、当初からゴールドマン・サックス傘下のゴールドマン・サックス証券株式会社(本社:港区六本木、代表者:持田 昌典)やネット証券を含む複数の証券会社が、ジャパンネクストにシステム接続を行い夕方から夜中にかけての夜間取引を行う予定です。

【株式譲渡の概要】

  • 譲渡人 : SBIホールディングス株式会社
  • 譲受人 : ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク
  • 譲渡株式 : SBIジャパンネクスト証券準備株式会社普通株式
  • 譲渡株式数 : 20,000株(発行済株式総数の50%)
  • 譲渡金額 : 10億円(1株あたり50,000円)
  • 譲渡日 : 2007年3月1日
  • 譲渡後持株比率 : SBIホールディングス株式会社 50%
    ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク 50%

以上