2007年3月28日
SBIベリトランス株式会社

オンライン決済ソリューションを提供するSBIグループのSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田貴史、以下、「SBIベリトランス」)は、日本ベリサイン株式会社(東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:橋本晃秀、以下、「日本ベリサイン」)との提携を強化し、SBIベリトランスがこれまで販売を行ってきたSSLサーバ証明書の取り扱い種類の拡充を行い、より厳格な実在性認証でウェブサイトに高い信頼性を付与するExtended Validation(EV) SSLサーバ証明書「セキュア・サーバID EV」「グローバル・サーバID EV」の販売を開始いたします。

SBIベリトランスは日本における電子決済サービスの草分け的な存在として、ECの普及に先駆けて1998年よりSSLをベースとしたオンライン決済サービスを提供しております。また一方で、日本ベリサイン社のSSLサーバ証明書の販売を行うことにより、ECサイトへのSSL導入の促進活動に努めて参りました。

このたび、SBIベリトランスが販売するSSLサーバ証明書のラインアップに「EV SSLサーバ証明書」を加えることにより、多様化するオンライン犯罪を防ぐためのより強固な対策を講じて参ります。「EV SSLサーバ証明書」は従来のSSL証明書に比べ、より厳格に企業の実在性を認証し、 MicrosoftR Internet Explorer7でEV SSLサーバ証明書が発行されたウェブサイトに接続した場合、ブラウザのアドレスバーが緑色で表示されます。このため、ウェブサイトを運営する企業はより分かり易い形でエンドユーザに自社のウェブサイトの信頼性を示すことができます。

尚、SBIベリトランスでは、「ベリサイン EV SSL証明書」の販売開始にあたり、2007年5月31日までの期間限定キャンペーンを実施いたします。詳しくはhttp://www.veritrans.co.jp/ssl-ev/ をご参照ください。

インターネットが社会のインフラとして普及し、EC事業の重要性が増す中、セキュリティはますます不可欠な要素となってきております。今後も SBIベリトランスは、順調な拡大が予想される国内インターネット市場の発展に、安全で便利なECインフラの提供という側面から積極的に寄与しながら、事業の成長を図って参ります。

(ご参考)

■ EV SSLサーバ証明書の特長

アドレスバーによって識別可能なウェブサイトの信頼性
EV SSL証明書に対応しセキュリティ機能が強化されたMicrosoft® Internet Explorer7でEV SSL証明書が発行されたウェブサイトに接続した場合、ブラウザのアドレスバーが緑色で表示されます。
アドレスバーの緑色は、証明書の認証統一基準策定のために構成された「CA/Browserフォーラム」によって策定されたEV SSL証明書の認証ガイドラインに則って証明書が発行されたウェブサイトであることを表します。ガイドラインでは、そのウェブサイトを運営する組織の実在性を確認するために遵守すべき厳格な基準が規定されており、アドレスバーが緑色に変わるウェブサイトは、ガイドラインの要求を満たし、そのウェブサイトを運営する組織の実在性がこれまでのSSLサーバ証明書より高い精度で確認された、信頼できるウェブサイトであることを意味しています。

なお、アドレスバーは、フィッシングサイトの可能性があるウェブサイトの場合は黄色に、フィッシングサイトの場合は赤色にそれぞれ変わります。

ウェブサイトを運営する組織名と証明書を発行した認証局名の表示
EV SSL証明書がインストールされたウェブサイトは、アドレスバーが緑色に変わるだけでなく、ウェブサイトを運営する組織名と、そのウェブサイトの認証を行いEV SSL証明書を発行した認証局名が表示されます。また、SSLによる暗号化接続を表す鍵のアイコンもアドレスバーの位置に表示されるため、ユーザはそのウェブサイトを運営する組織や暗号化の状態を一目で識別できます。

なお、日本ベリサインの提供するEV SSL証明書は通常のEV SSL証明書の特長に加えて下記のような特長があります。

■ベリサイン EV SSL証明書の特長

Windows Vistaに加えて、Windows XPのInternet Explorer7にも対応
通常、アドレスバーが緑色で表示されるのは、Windows Vista™上のInternet Explorer7のみですが、ベリサイン EV SSL証明書は、独自開発技術「ベリサイン EV Upgrader™」を実装し、Windows XP上のInternet Explorer7でもアドレスバーの緑色表示が可能となります。この機能はベリサインセキュアドシールに内蔵され、ユーザはセキュアドシールが掲載されたウェブサイトにアクセスするだけで、この機能を利用することができます。これにより多くのインターネットユーザがEV SSL証明書の機能を利用でき、ベリサインセキュアドシールと組み合わせてウェブサイトの信頼性を高めることができます。

暗号化強度を高めるグローバル・サーバID EV
通常40bitまたは56bitの暗号化しか利用できないブラウザからの接続を自動的に128bit(最大256bit)にステップアップさせるSGC(Server Gated Cryptography)技術に対応したEV SSL証明書です。

<日本ベリサイン株式会社について>

日本ベリサイン(東証マザーズ証券コード:3722)は、1996年、VeriSign, Inc.(NASDAQ:VRSN)の最初の海外法人として設立されました。当社は、複雑化するネットワーク環境において、利用者がインフラの存在を意識することなく、安心してビジネスやコミュニケーションを行うことができる社会の実現を目指して、ウェブサイトの実在性を証明するサーバ証明書発行サービス、認証局構築のアウトソーシングサービス、ドメイン名登録サービス、セキュリティに関する様々なコンサルティング、そしてセキュリティトレーニングなど、情報セキュリティ全般にわたるサービスを提供しています。

会社名:
日本ベリサイン株式会社
所在地:
東京都中央区八重洲2-8-1
設立:
1996年2月23日
代表者:
代表取締役  橋本 晃秀
資本金:
39億9,863万円(2006年3月24日現在)
事業内容:
ウェブサイト用電子認証サービス事業
URL:
https://www.verisign.co.jp/

※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の商標あるいは登録商標です。

以上