2007年6月14日
SBIホールディングス株式会社

SBIグループの資産運用会社であるSBIアセットマネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松井一幸、以下「SBIAM」)は、インド最大の商業銀行State Bank of India(以下「インドステイト銀行」)の子会社であるSBI Funds Management Pvt. Ltd. (以下「SBIファンズマネジメント社」)と提携し、今般SBIAMが委託者となり新たに投資信託「SBIインド&ベトナム株ファンド」を設定致します。尚、インドの上場企業を投資対象とする運用の一部については、SBIファンズマネジメント社に委託致します。

当社とインドステイト銀行グループは、2006年8月9日にインドの有望な未公開企業を対象とする投資ファンドを共同設立することで基本合意し、既に投資先選定の最終段階に入っておりますが、本件はそれに続く同社との提携第2弾となります。

このたび設定する投資信託「SBIインド&ベトナム株ファンド」は、主としてインドおよびベトナムの上場株式等を対象に投資を行うものです。インド株への投資については、SBIファンズマネジメント社に委託する他、香港やロンドンを基盤としインドにも拠点を構えるロイド・ジョージ・マネジメント・グループへの委託及び、SBIAMにおいても運用を行います。また、ベトナムの株式については、株式への直接投資に加えて株価連動債等を用いた投資を行い、SBIAMが運用を行います。

尚、販売は当社グループ会社であるイー・トレード証券及びSBI証券等で行います。当初募集期間は、平成19年6月15日~7月24日で、7月25日より運用を開始する予定です。(尚、イー・トレード証券の販売開始日は6月29日からとなります。)

SBIAMは、これまで国内外のリソースを活用した株式・債券の運用商品に加え、リッパーファンドアワードジャパン2006の最優秀ファンド賞を受賞した「未公開株組入ファンド」など、投資家の皆様の幅広いニーズに応える商品を提供してまいりましたが、このたびの「SBIインド&ベトナム株ファンド」は、SBIAMにとって初の新興国への投資を行う投資信託の設定であります。 当社は、今後もインドやベトナム、中国など引続き高い成長率が見込まれる諸国において、資本関係を含めたアセットマネジメント分野での連携を一層強化し、さらなるグローバル化の推進を図ってまいります。

 【State Bank of India(インドステイト銀行)の概要】

インドステイト銀行は、利益、総資産、支店及び従業員数等においてインド最大の商業銀行です。1806年にBank of Calcutta(カルカッタ銀行)として設立されインドの商業銀行としては最も歴史が長く、インド国内の大企業の80%以上、中堅企業の50%以上と取引を有し、国内9,000店舗以上の支店網を活かしたリテール業務においても圧倒的な顧客基盤を有しております。また国際業務では、世界34ヶ国に店舗を持ち、インド外為業務の35%のシェアを占める等、インド商業銀行のトップバンクとなっております。 尚、SBI Funds Management Pvt. Ltd. (SBIファンズマネジメント社)は、インドステイト銀行グループの資産運用会社であります。

以上