2007年10月19日
モーニングスター株式会社

投資信託評価情報をはじめとする各種金融情報を提供するモーニングスター株式会社(本社:東京都港区、代表者:朝倉智也、以下モーニングスター)は、100%出資子会社のモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表者:朝倉智也、以下モーニングスター・アセット・マネジメント)を通じて、中央三井信託銀行株式会社(本店:東京都港区、代表者:田辺和夫、以下中央三井信託銀行)が提供するファンドラップサービスに対して、国内外のファンド選定と各資産内の組入れ比率に関して投資助言を提供いたします。

ラップサービスは、米国で1970年代に開発され、その資産規模は、8,058億ドル(約95兆円/1$=118円換算、2006年9月末現在、米国MMI協会調べ)を超えます。一方、2004年4月の投資顧問業法の改正により始まった国内のラップサービスは、契約資産残高は6,906億円(2007年6月末現在、日本証券投資顧問業協会調べ。)に留まっておりますが、今後の「貯蓄から投資」への流れの中で、顧客毎に適切な運用プランを提供する新たな資産運用サービスとして急速な拡大が期待されます。

モーニングスター・アセット・マネジメントは、モーニングスター・グループ(世界20拠点)が保有する豊富なグローバル・データベースを活用して、約25,000本の国内籍および海外籍ファンドの中から、定量的・定性的に優れたファンドを厳選し、各資産内のファンドの組入比率に関して投資助言を提供いたします。これにより、中央三井信託銀行より提供される「ファンドラップサービス」は、内外の株式・債券・リート、コモディティおよびヘッジファンドほかの最大8資産を対象に、リスク許容度に応じて、顧客毎に適切な運用プランを策定し、オープンアーキテクチャーなファンド選定が実現することで、より本格的かつ有効的な分散投資と長期的な運用が期待できます。

モーニングスター・アセット・マネジメントは、すでに8つのファンドへの投資助言を行っており、投資助言純資産残高は2,600億円(2007年9月25日現在)を越えております。

モーニングスターは、今後もモーニングスター・アセット・マネジメントを通じて、資産運用コンサルティングサービスを提供するとともに、これまで同様に投資信託をはじめとした各種金融情報の分析・評価に注力し、今後も中立性・客観性の高い評価情報の発信に努めてまいります。

なお、当サービスの提供開始による当社の連結業績への影響は未定であります。

以上