2009年3月13日
株式会社SBI証券

 株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:井土太良)は、2008年10月29日のプレスリリースにおいて開始のお知らせをしておりましたCFD(Contract for Difference:差金決済取引)について、2009年3月16日よりインターネット取引口座をお持ちのお客様を対象として口座開設の受付を開始し、3月18日より取引を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

 CFDとは、世界各国の市場の株式、指数、商品、債券、金利など、参照原資産の値動きを反映する金融派生商品で、FX(外国為替保証金取引)と同様に原資産を保有することなく売買の差額を決済することを特徴としています。当初は海外の機関投資家などの限られた投資家のみに利用されていましたが、対象となる金融商品の知名度が高いことや、インターネット取引の普及、個人投資家向けシステムの導入等により急激にそのシェアを拡大し、イギリスにおいては取引所取引の売買代金の約3割がCFDのカバー取引等によるものといわれています。

 このたび当社がサービス提供を開始いたしますCFD取引は、手数料無料(0円)で世界各国の株価指数CFD14銘柄、株価指数先物CFD23銘柄、商品CFD6銘柄への分散投資が可能です。またレバレッジは最大約20倍で高い資金効率での運用も可能となります。
 さらに、ショートポジション(=売り)を取ることで原資産の価格下落局面からも利益を狙えるなど、ロング(=買い)・ショート(=売り)を組み合わせることで多彩な投資戦略、リスク管理を実行することが可能です(同一銘柄の両建てはできません)。その他にも、24時間取引可能な銘柄もあることから、昼間の取引が困難な会社員の方にも、夜間にリアルタイムでお取引いただける機会が増えるなど、グローバルな投資に関する利便性が大幅に向上することとなります。

 当社は業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービスを提供することで、個人投資家の皆様の資産形成をサポートしてまいりました。お客様のあらゆる投資ニーズに対応できるよう、国内株式だけでなく外国株式、投資信託、債券、FX(外国為替保証金取引)、先物・オプション取引、カバードワラント、保険など、様々な商品の提供に取り組んでおり、証券総合口座数は2009年2月末でネット証券最大の約185万口座に達しております。
 当社のように個人投資家の皆様に広くご支持をいただいている証券会社がサービス提供を開始することで、日本国内ではまだ発展途上であるCFD取引が日本市場で幅広く受け入れられる端緒となればと考えております。

 個人投資家の皆様のグローバル投資への関心がますます高まるなか、世界各国の指数、商品などに投資することができる本サービスを、資産運用の一手段としてより多くのお客様にご検討いただけるものと期待しております。

●CFD取引のサービス概要

 株価指数CFD株価指数先物CFD商品先物CFD
商品現物CFD
アクセス方法インターネットのみ ※モバイル端末には対応しておりません
取引形態相対取引
取扱銘柄14銘柄23銘柄6銘柄
取引時間原則として各銘柄の原資産の取引時間に準拠していますが、銘柄により異なります。
また、原市場の休日や夏時間などにより取引時間は変化します。
  【標準時間】 土曜日7:00~月曜日7:00を除く時間帯
  【夏時間】   土曜日6:00~月曜日6:00を除く時間帯
※上記の取引時間内であっても、システムメンテナンスのため取引できない場合がございます。
注文受付時間原則として、休日、取引時間外を含む24時間売買注文を受付(指値、逆指値、OCO、連続注文(親注文が成行の場合を除く)のみ)いたしますが、売買注文の約定は取引時間内に行ないます。
売買注文の
執行条件
成行、指値、逆指値、OCO、連続
決済日約定日当日
取引レート2-Way方式  ※買値と売値は同じではなく差があります。
取引手数料新規・決済ともに無料
最低必要保証金
(取引金額に対して)
約5%~約10%
※銘柄により異なります。
約5%~約10%
※銘柄により異なります。
約10%
レバレッジ
(必要保証金に対して)
約10倍~約20倍
※銘柄により異なります。
約10倍~約20倍
※銘柄により異なります。
約10倍

 ※詳細につきましては当社WEBサイトをご確認ください。

以上

<金融商品取引法に係る表示>
商号等  株式会社SBI証券 金融商品取引業者
登録番号 関東財務局長(金商)第44号
加入協会 日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会

「CFDの手数料、リスク情報等について」

・ CFD取引にかかる手数料は新規・決済共に無料です。

・ CFD取引に際して預託すべき必要保証金の額および取引金額の当該保証金の額に対する比率は下記の通りであり、CFDの取引金額が当該保証金の額を上回る可能性があります。

株価指数CFD:取引金額の5%~10%(取引保証金の額の約10倍~約20倍のお取引になります)
株価指数先物CFD:取引金額の5%~10%(取引保証金の額の約10倍~約20倍のお取引になります)
商品先物及び商品現物CFD:取引金額の10%(取引保証金の額の約10倍のお取引になります)

※CFD価格の変動に応じて上記の必要保証金の額は変動いたしますのでご注意下さい。

・ CFD取引は元本及び利益が保証される取引ではありません。
・ CFD取引は、原資産となる国内外の株式、株価指数、株価指数先物、商品先物、商品現物の価格を参照して行う取引であり、当社が提示するCFD価格の変動により損失が生じるリスクがあります。また、本取引は保証金取引であり、お客様の差入れた受入保証金の額に比して取引金額が大きいため、CFD価格の変動により、その損失の額が差し入れた受入保証金の額を上回り、元本を超過して損失を被るリスクがあります。

・ CFD取引は、国内外に上場する株式、世界の主要な市場の株価指数、世界の主要な市場に上場する株価指数先物、商品先物及び商品現物の価格を指標として行われる取引であり、当社が提示するCFD価格はかかる指標を参照して決定されるため、お客様はかかる指標変動を直接の原因として損失を生じるリスクがあります。また、本取引は保証金取引であり、お客様の差し入れた受入保証金の額に比して取引金額が大きいため、係る指標の変動により、その損失の額が差し入れた受入保証金の額を上回り、元本を超過して損失を被るリスクがあります。

・CFD取引において、当社が提示するCFD価格には売付けの価格と買付けの価格に差(スプレッド)があります。

・ 株価指数先物CFDおよび商品先物CFDには限月(決済期限)があります。最終売買日の取引時間終了までに決済されなかったお客様のポジションは、最終売買日の原資産の清算値を参考としたレートにより強制的に決済されます。

・ CFD取引では、金利調整額や配当金調整額等の受払いが発生することがあり、損失を被るリスクがあります。

・ CFD取引にかかるご注意事項は上記に限られません。取引の際にはCFD取引の契約締結前交付書面やCFD取引約款などのお客様向け書面をよく読み、取引の仕組みや危険性について十分に理解された上でお取引下さい。