ドイツmedac社と欧州における医薬品開発事業を手掛ける合弁会社設立のお知らせ

2009年6月5日
SBIホールディングス株式会社
SBIアラプロモ株式会社

　SBIホールディングス株式会社の子会社でALA(5-アミノレブリン酸)を利用した化粧品、健康食品、医薬品等の研究・開発・販売を行っているSBIアラプロモ株式会社（本社：東京都港区、以下「SBIアラプロモ」）と、ドイツのmedac GmbH（本社：Wedel, Germany、以下「medac」）は、欧州における医薬品開発を共同で進めることを目的とした合弁会社設立に関する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

　SBIアラプロモはSBIグループとコスモ石油株式会社（本社：東京都港区）の合弁会社で、ALAを利用した化粧品、健康食品、医薬品等の研究・開発・販売を行っております。
medacはドイツの製薬会社で、ALAを利用した医薬品の研究開発を行っております。ALAを利用した医薬品として、脳腫瘍の手術用診断薬gliolanを開発し、欧州医薬品審査庁(EMEA）より承認を受け、販売を行っております。
　SBIアラプロモとmedacは合弁会社設立を通じて、医薬品分野の開発を加速させてまいります。

　SBIアラプロモは今後も早期に「ALA」の製品化を進めることで、日本を始めとした全世界の人々の健康に貢献できる企業を目指してまいります。

【合弁会社の概要】

（ご参考）

＜medacの概要＞

＜ALA(5-アミノレブリン酸)について＞
赤ワインやかいわれ大根等の食品にも含まれる「ALA」は、36億年前より存在する天然のアミノ酸の一種である。植物では光合成に不可欠な葉緑素、動物ではビタミンB12、血液成分、細胞内エネルギー産生などに関わることが知られており、種を問わず、極めて重要かつ不可欠な成分として知られている。その応用範囲は脳腫瘍術中診断、がんスクリーニング等の医療分野から、貧血予防の健康食品分野、にきび・肌荒れ等の化粧品分野など多岐に渡る。

以上