2011年9月22日
SBIホールディングス株式会社
SBIアセットマネジメント株式会社

 この度、SBIホールディングス株式会社の100%子会社であるSBIアセットマネジメント株式会社(以下、当社)は、「アジアフロンティア市場」(バングラデシュ、モンゴル、カザフスタン、スリランカ、ベトナム、中国西部地域)の取引所上場株式等へファンド・オブ・ファンズ形式で投資を行う「ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド(以下、本ファンド)」を2011年10月28日に新規設定(募集開始:9月26日)することとなりましたので、お知らせいたします。
 SBIグループと、中国第2位の資産運用グループであるハーベストグループは、今後様々な分野での提携を予定しておりますが、本ファンドの設定はその第1弾となるものであります。

【主な投資対象地域】
 本ファンドは、豊富な天然資源や若い労働力を有し、BRICS等の新興諸国に続く成長が見込まれるバングラデシュ、モンゴル、カザフスタン、スリランカ、ベトナム、中国西部のフロンティア地域(内モンゴル、チベット、新疆、雲南等)の企業へ投資を行います。また、シンガポールや香港等の証券取引所に上場する、流動性の高いフロンティア関連企業の株式等にも投資を行います。
 なお、本ファンドは投資対象としてアジアのフロンティア市場を網羅した日本初の投資信託となります。

<フロンティア5カ国の実質GDP成長率の推移(予測)> フロンティア5カ国の実質GDP成長率の推移
出所:IMF World Economic Outlook(2011年4月)のデータを基にSBIアセットマネジメントにて作成

<アジア・フロンティア市場規模等>

 

バングラデシュモンゴルカザフスタンスリランカベトナム
主要な証券取引所ダッカ
証券取引所
モンゴル
証券取引所
カザフスタン
証券取引所
コロンボ
証券取引所
ホーチミン
証券取引所
通貨バングラデシュ
タカ
モンゴル
トゥグルク
カザフスタン
テンゲ
スリランカ
ルピー
ベトナム
ドン
2010年GDP成長率6.02%6.14%7.00%9.13%6.78%
上場企業数
(2011年8月30日現在) ※1
293社417社※371社263社295社
時価総額
(2011年8月30日現在) ※1
約3兆968億円※2約1,354億円※3約3兆6,328億円約1兆7,583億円約1兆9,522億円
※1 2011年8月30日時点(1米ドル=76.92円)で換算しています。
※2 バングラデシュの時価総額は2001年8月25日時点のデータです。(1米ドル=76.96円で換算しています。)
※3 モンゴルの上場企業数及び時価総額は2011年7月29日時点でのデータです。(1米ドル=77.85円で換算しています。)

 

内モンゴルチベット新疆雲南
当該地域の証券取引所上海証券取引所(A株市場)または香港証券取引所
通貨米ドル(株価連動債の場合)または香港ドル
2010年GDP成長率14.90%12.30%10.60%12.30%
当該地域の上場企業数
(2011年8月23日現在) ※
26社11社32社20社
時価総額
(2011年8月23日現在) ※
約3兆5,048億円約1兆1,406億円約34兆316億円約2兆4,041億円

※ 2011年8月23日時点(1米ドル=76.81円)で換算しています。
出所:ハーベスト グローバル インベストメントから入手したデータを基にSBIアセットマネジメントにて作成

【ファンドの仕組みについて】
本ファンドは、「ハーベスト・アジア フロンティア エクイティファンド クラスJ」(ケイマン籍/円建て)及び「FOFs用短期金融資産ファンド(適格機関投資家専用)」に投資するファンド・オブ・ファンズです。 ファンドの仕組みについて

ハーベスト グローバル インベストメント リミテッド
(Harvest Global Investments Limited)について
 2008年に香港で設立。2009年9月にはドイチェ・アセット・マネジメントの中国・アジア株式運用チームが合流しています。
 また、同社の親会社であるハーベスト ファンド マネジメントは、中国の運用会社として1999年に設立され、2011年6月末時点における公募株式投信の運用資産残高で中国第2位の運用会社です(同月末時点の総預かり資産残高は約352億7,000万米ドル)。

【商品概要】

ファンド名ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド
投資形態ファンド・オブ・ファンズ
商品分類追加型投信/海外/株式
公募・私募の別公募
委託会社SBIアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者登録番号/関東財務局長(金商)第311号
加入協会:社団法人投資信託協会、社団法人日本証券投資顧問業協会
受託銀行住友信託銀行株式会社
販売会社SBI証券、楽天証券、あかつき証券他
購入単位販売会社がそれぞれ定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせ下さい。
購入価額当初申込期間:1口あたり1円
継続申込期間:購入申込受付日の翌営業日の基準価額
購入代金販売会社が定める期日までにお支払いください。
換金単位販売会社がそれぞれ定める単位とします。
換金価額換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換金代金換金申込受付日から起算して8営業日目以降のお支払いとなります。
購入・換金申込
受付不可日
日本及び香港の商業銀行の休日には受付を行いません。
申込締切時間原則として午後3時までとします。なお、受付時間を過ぎてからの申込みは翌営業日の受付分として取扱います。
※受付時間は販売会社によって異なることもありますのでご注意ください。
購入の申込期間当初申込期間:平成23年9月26日(月)~平成23年10月27日(木)
継続申込期間:平成23年10月28日(金)~平成25年1月25日(金)
※継続申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新されます。
換金制限ファンドの資金管理を円滑に行うため、大口解約または換金の請求金額が多額となる場合には制限を設ける場合があります。
購入・換金申込
受付の中止
及び取消し
金融商品取引所等における取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金(解約)の申込の受付を中止すること及びすでに受け付けた購入・換金(解約)の申込の受付を取消す場合があります。
信託期間無期限(設定日:平成23年10月28日(金))
繰上償還ファンドの受益権の残存口数が10億口を下回ることとなった場合等には、繰上償還となる場合があります。
決算日年1回、原則として、毎年10月25日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配年1回決算を行い、収益分配方針に基づいて分配を行います。
信託金の限度額当初申込期間:上限100億円
継続申込期間:上限500億円
公告

委託会社が行う公告は、日刊工業新聞に掲載されます。

運用報告書ファンドの毎決算時及び償還時に運用報告書を作成し、あらかじめお申しでいただいたご住所にお届けします。
課税関係課税上は株式投資信託として取扱われます。
益金不参入制度の適用はありません。
購入時手数料購入申込金額に3.15%(税込)を上限として販売会社が定める手数料率を乗じて得た金額となります。当該手数料には消費税および地方消費税(以下「消費税等相当額」といいます。)が含まれます。
信託財産留保額換金申込受付日の翌営業日の基準価額に対して0.3%を乗じて得た額。
信託財産留保額は、ご換金額から控除され、投資信託財産に組入れられます。
運用管理報酬
(信託報酬)
純資産総額に対して年1.407%(税抜:1.34%)
(税込:委託会社0.63%、販売会社0.735%、受託会社0.042%)
(税抜:委託会社0.6%、販売会社0.7%、受託会社0.04%)
※本ファンドが投資対象とする外国籍投資信託の信託報酬率は、年0.65%であるため、投資者の皆様が実質的に負担する信託報酬率は、年2.057%程度となります。
その他の費用
及び手数料
ファンドの監査費用、有価証券売買時にかかる売買委託手数料、信託事務の処理等に要する諸費用、開示書類等の作成費用等(有価証券届出書、目論見書、有価証券報告書、運用報告書等の作成・印刷費用等)が信託財産から差引かれます。なお、これらの費用は、監査費用を除き、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額などを示すことができません。

<本ファンドの主なリスク及び留意点>
本ファンドは、主に投資信託証券への投資を通じて株式などの値動きのある証券等(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。特に、本ファンドは投資信託証券への投資を通じて実質的にフロンティア諸国の株式等への投資を行います。一般的にフロンティア市場への投資は、先進国市場への投資に比較して、カントリーリスクや信用リスク等が高くなります。したがって、基準価額が大きく下落し、非常に大きな損失を生じるおそれがあります。本ファンドに生じた利益及び損失は、すべて投資者に帰属します。本ファンドの基準価額は、主に以下のリスクにより変動し、損失を生じるおそれがあります。ただし、基準価額の変動要因は以下に限定されるものではありません。
本ファンドの主なリスク

①株価変動リスク、②為替変動リスク、③カントリーリスク、④信用リスク、⑤流動性リスク

・ 投資信託をご購入の際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、もしくは同時にお受取りになり、内容をご確認ください。
・ 投資信託は値動きのあるものであり、元本保証、利回り保証、および一定の運用成果の保証をするものではありません。したがって、運用実績によっては元本割れする可能性があります。
・ 投資信託の基準価額の下落により損失を被るリスクは、投資信託をご購入のお客様が負うこととなります。
・ 投資信託は預金ではなく、預金保険の対象ではありません。
・ 銀行など登録金融機関でご購入いただく投資信託は、投資者保護基金の支払対象ではありません。

【委託会社概要】

商号SBIアセットマネジメント株式会社 (SBI Asset Management Co., Ltd)
事業内容金融商品取引法に定める投資運用業及び投資助言業
代表者木暮 康明
住所東京都港区六本木一丁目6番1号泉ガーデンタワー
設立年月日昭和61年8月29日
資本金4億20万円
株主構成SBIホールディングス株式会社 100%
URLhttp://www.sbiam.co.jp/
運用資産残高
(平成23年8月末現在)
488億円:公募投信(14本)、私募投信(5本)、外国籍投信(2本)、証券投資法人、その他(1本)

以上