2012年10月18日
SBIホールディングス株式会社
SBIジャパンネクスト証券株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で、私設取引システム「ジャパンネクストPTS」を運営するSBIジャパンネクスト証券株式会社(以下「当社」)は、2013年3月期上半期(2012年4月-9月)において、2007年8月の営業開始以来初となる半期黒字を達成いたしましたので、お知らせいたします。

これまでPTS取引の普及を阻害する要因となっていたTOB5%規制*は今月末に規制緩和が予定されており、当社もすでに規制緩和の対象となるべく申請を完了しております。この規制緩和により、これまでPTS取引の利用を敬遠していたバイサイドの機関投資家が取引に参加することで、ジャパンネクストPTSにおいては11月、12月と一日平均売買代金で200億円程度の大幅な取引増加が予想されています。
 また、現在のジャパンネクストPTSには18社の証券会社が取引に参加しておりますが、10月末に1社、11月に2社の証券会社が新たに接続開始を予定しており、更なる売買代金の増加が見込まれています。

 当社は、今後も取引所の代替執行市場としてのジャパンネクストPTSの発展を目指し、株式市場のさらなる活性化を図ってまいります。

■ ジャパンネクストPTS一日平均売買代金の推移
 1018_a_01.png
出所:トムソン・ロイターおよびSBIジャパンネクスト証券。対東証一部比率の計算には立会外は含まず
(売買代金は、シングルカウントとなっており、売りと買いの合計ではありません。)

* TOB5%規制:取引所外の取引において、株式保有比率が5%を超えたり、既に5%を超えている株主が買い増したりする場合は、TOB(株式公開買い付け)の実施が義務付けられている。
【ご参考】 月間売買代金実績の推移http://www.japannext.co.jp/source/gekkanbaibaidaikin/index.html