2014年9月16日
SBIホールディングス株式会社
SBIバイオテック株式会社

SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾吉孝)の子会社で、癌、自己免疫、アレルギー等の疾患に対する創薬研究開発等を手掛けるSBIバイオテック株式会社(本社:東京都港区、以下「SBIバイオテック」)において、代表取締役が異動することとなりましたのでお知らせいたします。

1. 代表取締役の異動(2014年9月30日付)
氏名新役職名現役職名
中川 隆(なかがわ たかし)代表取締役社長
松森 浩士(まつもり ひろし)代表取締役社長
(注) 中川隆氏は、2014年9月30日付で開催される臨時株主総会における取締役への選任決議ならびにその後に開催される取締役会決議を経て就任する予定です。

2. 異動の理由
 SBIバイオテックは、米国Pfizer, Inc.の日本法人であるファイザー株式会社で要職を歴任し、製薬業界で豊富なビジネス経験を有する松森浩士氏を代表取締役社長として招聘し、強固な経営体制の構築を図るとともに、みずほ証券を主幹事として年内の新規株式公開に向けた準備を進めてまいりました。
 しかしながら、代表取締役社長の松森氏より、体調不良のため代表取締役社長を辞任したい旨の申し出があり、これまで慰留してまいりましたが、短期間での体調の回復が見込めない状況にあるとのことから同氏の申し出を受諾することとし、同氏は2014年9月30日付で代表取締役社長を退任することとなりました。既にSBIバイオテックでは、退任することとなった松森氏と同様に世界の製薬業界に精通した人材を新たに代表取締役として招聘すべくリクルーティング活動を進めておりますが、後任決定までの暫定的な措置として、SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員専務である中川隆氏がSBIバイオテックの代表取締役社長に就任し、当面の事業運営を担うこととなりました。

 なお、松森氏のもとで年内を予定して準備を進めておりましたSBIバイオテックの新規株式公開につきましては、同氏の退任に伴い、新たに招聘する代表取締役を含めた経営体制のもとで審査手続等を継続する必要があることから、株式公開に向けた準備を一時的に中断せざるを得ず、当初の予定より遅れる見通しとなりました。しかしながら、SBIバイオテックならびにその子会社である米国Quark Pharmaceuticals, Inc.の有する創薬パイプラインの研究開発の進捗状況を含め、事業計画等に大きな変更はなく、また、今後もみずほ証券が主幹事を継続する予定であることから、新たな代表取締役を招聘し経営体制が整い次第、速やかに公開準備を再開することが可能であると考えており、引き続き早期の新規株式公開を目指してまいります。

以上