2016年10月13日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「FinTechファンド」等を通じてEコマースプラットフォームの運営および決済代行事業を行っているBASE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太、以下「BASE社」)に出資を行いましたのでお知らせいたします。
なお今回の出資につきましては、BASE社が実施した第三者割当増資をSMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石橋 達史)が運用・管理を行うSMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合とBASE社の既存株主である株式会社サンエイトインベストメント(本社:東京都港区、代表取締役:勝方 正英)とともに引き受けたものになります。

BASE社は「価値の交換をよりシンプルにし、世界中の人々が最適な経済活動を行えるようにする」ことをミッションとし、2012年12月に設立されました。専門的なWebサイト構築やデザイン技術を使わず誰でも簡単にデザイン性の高いEコマースサイトが作成できる仕組み「BASE」を提供しています。また、この「BASE」は30万店を超える店舗が出店しており、お気に入りのアイテムを購入することも出来ます。さらにBASE社が提供しているID型決済サービス「PAY ID」を使用すれば、最短5秒で決済することが可能です。その他、簡単・安心・無料でWebサービスやEコマースにクレジットカード決済を導入できる開発者向けのオンライン決済サービスである「PAY.JP」の運営も行っています。

SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額:300億円)を設立しました。
SBIグループではFinTechファンド等を通じて、既に27社のFinTech関連企業へ120億円超の投資を決定済みです。引き続き同ファンド等を通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じ、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施してまいります。

SBIグループでは、これまでもIT・モバイル・ワイヤレスを中心とし、バイオ・ライフサイエンスや環境・エネルギー関連分野等の成長分野におけるベンチャー企業に投資を行っており、これらの分野のベンチャー企業の投資・育成に豊富な実績を有しています。今後も引き続き、次世代の産業育成と投資先であるベンチャー企業のバリューアップに積極的に取り組んでまいります。

【BASE社の概要】
名称 :BASE株式会社
所在地 :東京都渋谷区道玄坂2丁目11−1 G-スクエア渋谷道玄坂4F
代表取締役CEO :鶴岡 裕太
設立 :2012 年12 月11 日
URL https://binc.jp/

以上