2016年10月17日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)グループの100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、株式会社インテージホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮首 賢治、以下「インテージグループ」)と、インテージグループの既存事業分野および事業シナジーが見込まれる新規事業分野を投資対象とする新たなプライベートファンド「INTAGE Open Innovation Fund」(名称:INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合)を共同で10月14日に設立いたしました。

インテージグループは、1960年に市場調査の専門機関として創業して以来、マーケティングリサーチを中核に、ビジネスインテリジェンス事業やヘルスケア領域の情報サービスを展開する、極めてユニークな企業グループを形成しております。また、従来からベンチャーファンドを活用したインキュベーションの推進に取り組んでおり、2017年3月期のグループ基本方針において、「グループ成長実現のための戦略的投資」をポイントに掲げています。

今回、共同設立するプライベートファンドでは、国内外の有望なベンチャー企業のほかインテージグループの社内ベンチャー企業も投資対象としています。成長分野のベンチャー企業に積極的に投資を行ってきたSBIインベストメントの実績や知見を活かし、IoTやAIといった最新技術とインテージグループが保有するインテリジェンスをつなぐことで、インテージグループのイノベーション活動を加速させ、更なる成長と豊かで可能性の広がる社会の創造に貢献することを目指します。

SBIインベストメントはSBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野の未公開企業に累計3,720億円(2016年3月末)の投資を行っています。昨今は事業会社がプライベートファンド(コーポレートベンチャーファンド)を立ち上げ、事業シナジーが期待できるベンチャー企業への投資を通じて新事業の育成を図る動きが活発化しており、ベンチャーキャピタルに求められる役割も多様化してきております。
SBIインベストメントはこれまでに培ったベンチャー企業育成の知見を活かし、事業会社とベンチャー企業の連携を通じたイノベーション創出を支援するとともに、今後も21世紀の中核的産業の創造及び育成を推進してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 INTAGE Open Innovation Fund
(名称:INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合)
設立時期 2016年10月14日
運用期間 5年
運営会社 SBIインベストメント株式会社
投資対象 インテージグループの既存事業分野およびAI、IoTなどの最新技術や新規事業分野における国内外の有望なベンチャー企業ならびに社内ベンチャー企業
ファンド規模 50億円

以上