大和証券グループとSBIグループによる確定拠出年金ビジネスにおける
資本業務提携契約書の締結について

2017年1月23日
株式会社大和証券グループ本社
SBIホールディングス株式会社

株式会社大和証券グループ本社（以下、大和証券グループ本社）及び同社子会社の大和証券株式会社（以下、大和証券）（以下、併せて大和証券グループ）とSBIホールディングス株式会社（以下、SBIHD）、株式会社SBI証券（以下、SBI証券）及びSBIベネフィット・システムズ株式会社（以下、SBIベネフィット）は、5社の間で、資本業務提携契約書を締結いたしました。
また併せて、大和証券グループ本社は、SBIHDの傘下子会社等（以下、SBIHDを含め総称してSBIグループ）が保有するSBIベネフィット株式を取得する予定です。

1. 資本業務提携の経緯及び目的

SBIグループでは創業以来、「顧客中心主義」の経営理念のもと、20代～40代の現役世代を中心とする顧客に対してインターネットをメインチャネルとする革新的で利便性の高い様々な金融商品・サービスを提供しています。また、平成13年には独自開発した確定拠出年金の記録管理システムを有し、かつ運用関連業務を行う国内で唯一の運営管理機関であるSBIベネフィットを設立し、日本の確定拠出年金制度の普及・発展に積極的に関与するとともに、確定拠出年金市場の活性化に努めてまいりました。

一方、大和証券グループは、平成27年4月よりスタートした、中期経営計画“Passion for the Best”2017において、本格化する“貯蓄から投資の時代”の中で、業界トップのクオリティによりお客様を惹き付け、ベストパートナーとなることを基本方針に掲げています。現在、若年層、退職者層を含む幅広い投資家層から選ばれる証券グループを目指し、最適な商品・快適な情報アクセスを提供するプラットフォームの構築に取り組んでいます。

大和証券グループおよびSBIグループは、法改正により平成29年1月よりiDeCo（個人型確定拠出年金）の加入対象者が拡大したことを、“貯蓄から資産形成”の流れを一層促進する重要な契機と捉えています。今回の資本業務提携により、iDeCoの新規顧客獲得数等において業界最大手の実績を持つSBIグループの経営資源と、総合証券グループとして培ってきたノウハウを持つ大和証券グループの経営資源を組み合わせ、iDeCo分野におけるサービスを柔軟かつ戦略的に展開することでお客様の利便性及び提供サービスのクオリティ向上を目指すと共に、SBIベネフィットの更なる企業価値向上を目指します。また、資本業務提携の一環として、大和証券グループ本社がSBIベネフィット株式を取得する予定です。

2. 業務提携の内容

大和証券が運用関連運営管理機関として新たに提供するiDeCo新プランにおいて、SBIベネフィットが記録関連運営管理機関を務め、新たなサービスを提供してまいります。今後、両社にて新プランの具体的な内容の検討、準備を進め、平成29年4月からのサービス開始を目指してまいります。

3. 株式取得の内容

大和証券グループ本社は、SBIベネフィット株式（平成28年9月30日現在の発行済株式総数の33.4％に相当する15,364株）を株式譲受の方法により取得いたします。

4. 本件の流れ

5. 当事会社の概要

6. 本件に関するお問い合わせ先

以上