運営ファンドを通じたコイニー株式会社への出資に関するお知らせ

2017年2月6日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

　SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：北尾 吉孝）の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：川島 克哉、以下「SBIインベストメント」）は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、コイニー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：佐俣 奈緒子、以下「コイニー社」）への出資を行いましたのでお知らせいたします。また、今回、コイニー社には、株式会社産業革新機構（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝又 幹英）、電通デジタル投資事業有限責任組合も出資を行います。

　コイニー社は、2012年に設立されたクレジットカード決済サービスを提供するベンチャー企業です。現在は、店舗などでの対面決済サービス（「Coineyターミナル」）と、2016年8月より開始したオンライン決済の新サービス（「Coineyペイジ」）の二つのサービスを提供しています。同社が提供するサービスによって、スピーディーかつ容易に決済処理が可能となります。コイニー社は今回の資金調達により、更なる事業拡大と新サービス開発のため、プロダクト開発及びセールス・マーケティングの強化を図ります。

　SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」（名称：FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額：300億円）を設立しました。同ファンドを通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施してまいります。
引き続き、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、当社グループの金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えております。

以上