2018年3月14日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)は、このたびデンマークでクラウド上でのキーマネジメントサービス(Key Management as a Service、KMaaS)を展開するSepior ApS(本社:デンマーク、以下「Sepior社」)へ出資いたしましたので、お知らせいたします。

 キーマネジメントサービスとは、データの暗号化に使用する暗号化キーの作成・管理を行うサービスです。近年さまざまな分野での暗号化ソリューションの需要が高まりつつあるなかで、KMaaSの市場規模は、2018年の3.7億ドルから2023年には12.8億ドルまで拡大するという予想※も出ております。Sepior社のKMaaSはクラウド上で完結しており、複数のクラウドにまたがって使用される暗号鍵を管理できる特長を持ちます。

 SBIグループでは投資家の多様なニーズに応えるべく、仮想通貨取引所などの仮想通貨関連事業によって構成される仮想通貨生態系を構築してまいりました。また、仮想通貨生態系の各事業においては、顧客資産の保全を第一と捉え、社内での徹底したリスク管理に加え、外部企業の先進的技術の取り込みによるセキュリティ高度化を模索してきました。今後はSepior社の技術活用を取り込んで一層のセキュリティ高度化を目指します。

※MarketsandMarketsより
www.marketsandmarkets.com/PressReleases/key-management-as-a-service.asp

以上