2018年3月30日
SBIファーマ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表:北尾 吉孝、以下「SBIファーマ」)は、アラブ首長国連邦(UAE)の医薬品製造販売会社、Neopharma LLC (※2)の子会社であるネオファーマジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表:河田 聡史、以下「ネオファーマ」)に対し、「アラグリオ顆粒剤分包1.5g」を含むALA含有医薬品についてMENA(※3)およびインドにおける包括的商業化の権利を許諾しましたのでお知らせいたします。

 SBIファーマは、ネオファーマに対し「アラグリオ顆粒剤分包1.5g」を含むALA含有医薬品について知得している技術情報を供与することにより将来の商業化を目指し、ネオファーマが開発した医薬品は、当社の親会社であるSBI ALApharmaとネオファーマグループがドバイ(UAE)に設立した合弁会社であるSBI Neopharma FZ-LLCを通じて販売してまいります。

 SBIファーマはアンメットメディカルニーズに応える医薬品を世界中の一人でも多くの方に提供できるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、研究開発に努めてまいります。

(※1) 5-アミノレブリン酸(ALA):体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与する機能分子の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
(※2) Neopharma LLC:2003年にUAEに設立され、50以上の国で販売展開するMENA地域最大の医薬品製造販売会社の一つです。Neopharma社は世界的に著名な製薬会社数社と提携しアンメットメディカルニーズと消耗性疾患に照準を当てた医薬品を世界に提供しています。
(※3) MENA(ミーナ):Middle EastとNorth Africaを合わせた地域を指し、GCC諸国(UAE、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア)のほか、イエメン、イラン、イラク、ヨルダン、シリア、レバノン、エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコなどが含まれます。

以上