2018年4月5日
SBIソーシャルレンディング株式会社

 総合FinTechソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社でソーシャルレンディング※1(貸付型クラウドファンディング※2)サービスを提供するSBIソーシャルレンディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:織田 貴行、以下「SBISL」)は、韓国の太陽光発電業界のパイオニアであるS-Energy Co., Ltd.(本社:韓国京畿道城南市、代表取締役:Hong, SungMin、以下「SE社」)及び株式会社玄海インベストメントアドバイザー(本社:東京都千代田区、代表取締役:文 智勇、以下「GIA社」)との間で、再生可能エネルギー関連事業におけるソーシャルレンディングを活用した資金調達スキームについて、協業に関する覚書を締結いたしましたのでお知らせします。

 SBISLとGIA社は、2016年6月28日付の『玄海インベストメントアドバイザーとSBIソーシャルレンディングによる協業ローンファンド(愛称:かけはし)第1弾 組成のお知らせ』に記載のとおり、今後の発展が期待される再生可能エネルギー等の社会的ニーズが高い事業分野において、ソーシャルレンディングを活用した協業ローンファンド(愛称:「かけはし」※3)を組成し、これまでに累計で約148億円(2018年3月末時点)の募集を行ってまいりました。
今般、SE社は韓国における太陽光パネルの製造・販売、太陽光発電所の管理運営サービスや燃料電池事業分野に加え、日本国内での太陽光発電事業への参入を検討しており、その足がかりとして、SBISLとGIA社との資金調達スキームに参画することとなりました。
これにより、SBISLとしては、貸付対象事業の選択肢が新たに加わることとなり、投資商品のラインアップを拡充し、多様化する投資家ニーズへの対応が可能となります。

 SBISLは、これからもソーシャルレンディングを用いた資金調達スキームを提供するとともに、投資家の皆様に新たな投資機会を創造することで、より満足いただけるサービスを提供してまいります。

左より、
SBISL 代表取締役:織田 貴行
SE社 専務理事:Dong-yeol Suh
GIA社 代表取締役:文 智勇

※1 ソーシャルレンディングとは、「お金を投資したい人(投資家)」と「お金を借りたい人(借手)」を、インターネットを通じて結びつける新しい金融サービスであり、FinTech分野の中でも急速な拡大を見せている金融仲介の新たな形として注目されています。ソーシャルレンディングは、インターネットを活用することで、低コストでサービスの提供を行うことができ、これにより、投資家に対しては、利回りが高い新たな投資商品を提供できます。また、借手に対しては、従来の金融機関では満たせなかった資金調達ニーズに応えることが可能となります。
※2 クラウドファンディングとは、インターネットを通じて、不特定多数の組織や個人から資金を調達する仕組みのことです。「購入型」「寄付型」「投資型」「貸付型(融資型)」と複数種類があり、ソーシャルレンディングは「貸付型(融資型)クラウドファンディング」に分類されています。
※3 協業ローンファンド「かけはし」の愛称には、投資家の皆様よりご出資いただいた資金が、「再生可能エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献による現在から未来への架け橋」、「増加する高齢者住宅・介護施設の供給ニーズに応えることによる健康と豊かな人生への架け橋」、「観光立国の実現や2020年東京オリンピックを目前に高まる海外から日本へのインバウンド観光ニーズに対する架け橋」として有効活用されるようにとの願いが込められております。

以上