2018年4月13日
SBIホールディングス株式会社
SBI Bank LLC.

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ロシアにおける商業銀行であるSBI BANK LLC.(取締役会会長:畑尾勝巳、本社所在地:モスクワ、以下「SBI Bank」)は、このたび米国のFinTech企業R3社が主導するブロックチェーンコンソーシアムに参加することになりましたので、お知らせいたします。

 R3社はブロックチェーン関連技術(分散台帳技術/DLT:Distributed Ledger Technology)に強みを持つ米国のスタートアップ企業で、金融取引を記録・処理するための分散台帳技術プラットフォームであるCordaの商用化に向けた取り組みを進めています。
 R3社が主導するコンソーシアムには、世界各国の有力な金融機関等200社以上が参加しており(2018年4月12日現在)、コンソーシアムに参加する金融機関において、分散台帳技術のシンジケートローンや貿易金融での活用に向けた実証実験を進めるなど、同技術の金融サービスへの活用を推進しております。

 SBI BankはR3社のコンソーシアムに参加することで、ロシア市場おいてCordaを活用した新たな革新的な金融サービスの導入を目指します。
 SBIグループでは、日本におけるFinTech企業の先駆けとして1999年の創業よりインターネットを活用した証券・銀行・保険等の多様な金融サービス事業を展開してまいりました。ブロックチェーンはFinTech分野の中でも特に注目を集めている技術分野であり、ブロックチェーンをFinTechイノベーションの中核ととらえ、国内外で様々な施策に取り組んでおります。この度の取り組みを通じて、グローバルでのブロックチェーン分野の進展に貢献できるものと考えております。

以上