2018年8月7日
SBI ホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の持分法適用関連会社であり、 韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:イ・ジュンヒョ、宗 英一郎、以下「SBIインベストメントコリア」)は、このたび韓国の政府系金融機関である韓国産業銀行より「2018年度第2次成長支援ファンド」(以下「本ファンド」)の委託運用会社に選定され、新たに「SBI新成長支援ファンド(出資約束金総額1,500億韓国ウォン(約150億円)」を設立することとなりましたので、お知らせ致します。
 本ファンドは、主に韓国内で新成長産業を営む中堅・中小企業への成長促進支援を目的としており、主に「第四次産業革命」と呼ばれるIoT・ビッグデータ・AI等による技術革新に関連する中堅・中小企業への投資を行います。
 ファンド規模は最低で1,500億韓国ウォン(約150億円)で、韓国産業銀行が600億韓国ウォン(約60億円)、SBIインベストメントコリアをはじめとしたSBIグループが300億韓国ウォン(約30億円)、韓国内の機関投資家等が最低600億韓国ウォン(約60億円)を出資し、最終的には1,500億韓国ウォン(約150億円)以上での組成を目指しております。

 SBIインベストメントコリアは、これまでも複数の韓国政府系機関より複数のファンドの運用を受託した実績を有しています。現在は、中小企業の育成・発展に関する事務などを所掌する中小企業振興公団、文化体育観光部、科学技術情報通信部等から出資を受け組成された韓国母胎ファンド(fund of funds)、政府系投資機関である韓国成長金融、政府傘下の韓国通信事業者連合会や科学技術イノベーション政策を推進する科学技術情報通信部等を主要出資者とする26のファンドを運用しており、運用資産残高は1兆540億韓国ウォン(約1,054億円)となります。
 今回の「SBI新成長ファンド」も含めますと、2018年の累計組成額は2,442億韓国ウォン(約244.2億円)以上となる見込みです。
 今後も積極的にベンチャーキャピタル事業を推進することで、韓国の産業発展を支援していくとともに、ファンド収益の拡大を目指してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 :SBI新成長支援ファンド
設立時期 :2018年12月(予定)
運用期間 :8年
投資対象 :「第四次産業革命」に関連する韓国内の中堅・中小企業
ファンド規模 :1,500億韓国ウォン(約150億円)

※1韓国ウォン=0.1円にて換算

以上