2018年8月28日
SBIホールディングス株式会社

当社は、2018年8月28日開催の取締役会において決議いたしました2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(以下「本新株予約権付社債」といい、そのうち社債のみを「本社債」、新株予約権のみを「本新株予約権」といいます。)の発行に関し、発行条件等を決定いたしましたので、既に決定済みの事項とともに、下記の通りお知らせいたします。

1. 新株予約権に関する事項
(1) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額本社債の額面金額と同額とする。
(2) 転換価額3,508円
(ご参考)発行条件決定日(2018年8月28日)における株価等の状況
イ. 株式会社東京証券取引所における株価(終値)2,923円
ロ. アップ率[{(転換価額)/(株価(終値))-1}×100]20.01%
2. 社債に関する事項
(1) 社債の払込金額本社債額面金額の104.5%
(各本社債の額面金額10,000,000円)
(2) 新株予約権付社債の発行価格(募集価格)本社債額面金額の107.0%
(ご参考)2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の概要
(1)社債の総額500億円及び代替新株予約権付社債券に係る本社債額面金額合計額を合計した額
(2)発行決議日2018年8月28日
(3)社債の払込期日
及び発行日
2018年9月13日(ロンドン時間、以下別段の表示のない限り同じ。)
(4)新株予約権を行使する
ことができる期間
2018年9月27日から2023年8月30日の銀行営業終了時(行使請求受付場所現地時間)までとする。
但し、(A)繰上償還の場合は、当該償還日の東京における3営業日前の日の銀行営業終了時(行使請求受付場所現地時間)まで(但し、税制変更等による繰上償還において繰上償還を受けないことが選択された本社債に係る本新株予約権を除く。)、(B)本社債の買入消却がなされる場合は、当社が本社債を消却した時まで、又は(C)本社債の期限の利益の喪失の場合は、期限の利益の喪失時までとする。
上記にかかわらず、当社の組織再編を行うために必要であると当社が合理的に判断した場合、組織再編の効力発生日の翌日から起算して14日以内に終了する30日以内の当社が指定する期間中、本新株予約権を行使することはできない。
また、上記にかかわらず、本新株予約権の行使の効力が発生する日本における暦日(当該暦日が東京における営業日でない場合、東京における当該暦日の翌営業日)が、当社の定める基準日又は社債、株式等の振替に関する法律(平成13年法律第75号)第151条第1項に関連して株主を確定するために定められたその他の日(以下、当社の定める基準日と併せて「株主確定日」と総称する。)の東京における2営業日前の日(当該株主確定日が東京における営業日でない場合、その東京における3営業日前の日)(同日を含む。)から当該株主確定日(当該株主確定日が東京における営業日でない場合、その東京における翌営業日)(同日を含む。)までの期間に当たる場合、本新株予約権を行使することはできない。但し、社債、株式等の振替に関する法律に基づく振替制度を通じた新株予約権の行使に係る株式の交付に関する日本法、規制又は実務が変更された場合、当社は、本段落による本新株予約権を行使することができる期間の制限を、当該変更を反映するために修正することができる。
(5)償還期限2023年9月13日
※ 詳細は、2018年8月28日付当社プレスリリース「2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行に関するお知らせ」をご参照ください。
(その他参考情報)
(1) 潜在株式による希薄化情報
今回のファイナンスを実施することにより、直近(2018年7月31日現在)の発行済株式総数(自己株式を除きます。以下同じです。)(222,189,887株)に対する潜在株式数の比率は6.41%になる見込みです。
(注)潜在株式数の比率は、今回発行する本新株予約権付社債に係る本新株予約権がすべて当初転換価額で行使された場合に、新たに発行される株式数を直近の発行済株式総数で除したものです。なお、当社は、2018年8月28日付で自己株式の取得を決議しております。詳細については2018年8月28日付当社プレスリリース「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」をご参照ください。
(2) 今回調達資金の使途
 本新株予約権付社債の発行による手取金521億9,100万円の使途は、以下を予定しております。
 ①FinTech、AI、ブロックチェーン及びこれらの技術に関連のある分野のベンチャー企業等並びにデジタルアセット関連事業に対する投資(当社関係会社を通じた投資を含む。)資金として2021年3月末までに約221億9,100万円
 ②金融機関等からの借入金の返済資金として2018年12月末までに約200億円
 ③本新株予約権付社債の発行に伴う当社株式需給への短期的な影響を緩和し、資金調達を円滑に実行するため、自己株式取得資金として2018年9月末までに約100億円
自己株式取得に関しましては、本日開催の取締役会において、本新株予約権付社債の発行決議と同時に、取得価額の総額の上限を100 億円、取得期間を2018 年8 月29 日から2018 年9 月20 日までとする自己株式取得枠の設定を決議しております。自己株式の取得は本新株予約権付社債の払込期日以前から実施する予定であり、本新株予約権付社債の発行による手取金の一部を当該自己株式取得のために取り崩した手元資金に充当する予定です。
また、上記③記載の資金使途について、当該自己株式の取得は市場環境等を勘案して行うため、買付金額の総額が上記③記載の金額に達しない可能性があります。上記③記載の資金使途に充当されなかった金額については、負債返済資金として2020年3月末までに充当する予定です。

以上

 この文書は、当社の転換社債型新株予約権付社債の発行に際して一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。なお、同社債については国内における募集又は売出しは行われません。
また、この文書は、米国を含むあらゆる地域における同社債の募集を構成するものではありません。米国1933年証券法に基づいて同社債の登録を行うか又は登録の免除を受ける場合を除き、米国において同社債の募集又は販売を行うことはできません。米国において証券の募集又は販売が行われる場合には、米国1933年証券法に基づいて作成され、当社から入手可能な、当社及びその経営陣に関する詳細な情報及び財務諸表を含む英文目論見書が用いられます。なお、本件においては米国における同社債の募集又は販売は行われず、同社債の登録も行われません。