2019年1月23日
SBIホールディングス株式会社
SBI Bank LLC

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」)およびSBIホールディングスの子会社であるロシアの商業銀行SBI Bank LLC(取締役会会長:畑尾勝巳、本社所在地:モスクワ、以下「SBI Bank」)は、このたびロシアの政府系ファンドであるロシア直接投資基金(Russian Direct Investment Fund、以下「RDIF」)および、RDIF・JBIC IG Partnersが投資助言を実施するRussia-Japan Investment Fund (以下「RJIF」)との間で、SBI Bankが実施を予定している第三者割当増資の引き受けにかかる「主要条件協定書」を締結いたしましたので、お知らせいたします。同協定書に基づき、今後、RDIFおよびRJIFとの間で、増資引き受けの具体化に向けた協議を行っていく予定です。なお本契約は2019年1月22日にモスクワで行われた日露首脳会談における日露経済協力の成果文書の一つに含まれております。

 RDIFはロシア国内産業の育成・投資の活性化等を目的として2011年に設立された投資基金で、これまでに世界中の投資パートナーと共同で20億ドル以上の投資を行っております。RJIFは、日本―ロシア間の経済・貿易・投資協力の促進に資する有力な投資案件を開拓・遂行するめに設立されたファンドです。RDIFと、株式会社国際協力銀行(Japan Bank for International Cooperation、以下「JBIC」)の子会社であるJBIC IG Partnersからの投資助言に基づき、投資を実施しております。

 SBI BankはSBIグループが強みとするインターネットを活用した最先端のオンラインリテールバンキングに加え、日本資本のローカルバンクとして日本企業および日本企業のお取引先となる現地企業に対するクレジットを含むフィナンシャルサポートの提供を進めております。RDIFおよびRJIFの株主としての参画を機に、両社のサポートのもと、ロシア現地企業とのビジネスを一層拡大していく予定です。

 SBIホールディングスは2018年5月にRDIFと幅広くロシアでの投資活動における協力体制の構築を進めることについて合意しており、このたびの取り組みは2018年9月に行ったロシア国内の5大民間銀行の一つであるPJSC Sovcombankソフコムバンクへの共同出資に次ぐ、協業第2弾となります。
 SBIグループは引き続き、日露の架け橋として両国の経済・金融の一層の発展に貢献してまいりたいと考えております。

以上