2019年2月1日
SBIホールディングス株式会社
SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社

 SBIホールディングス株式会社(以下「当社」)の100%子会社で、地域金融機関等への新技術の導入・拡散を推進するSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:北尾 吉孝)は、このたびAntWorks Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Asheesh Mehra、以下「AntWorks社」)と同社の有するCMR、RPA、およびAIを統合した業務自動化ソフトウェアの東アジア、東南アジアへの販売と導入支援を行う合弁会社SBI Antworks Asia株式会社(以下、「SBI Antworks Asia」)の設立に関する契約を締結しましたのでお知らせいたします。SBIグループの出資比率は60%となります。
 なお当社は、当社の100%子会社のSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克也)が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」等を通じて、AntWorks社へ出資しています。

 AntWorks社が開発・提供する業務自動化ソフトウェアは、プログラミング言語を使用せずにRPA(Robotic Process Automation)と言われる業務自動化を実現する機能や、印刷物の文字をフラクタル理論を応用したAI技術であるCMR(Cognitive Machine Reading)と呼ばれるコンピュータ上で扱える文字データに変換する機能からなり、それらを統合して提供することができます。さらに、CMRの利用により、形式が統一されていない書類であっても記載されている内容を読み取ることができるなど、これまでのOCR(Optical Character Recognition)技術では困難であった事象をも解決することが可能です。
 当社はAntWorks社と東アジア、東南アジアでのビジネスについて専属のビジネスアライアンス契約を結び、製品の販売と導入支援を進めてまいります。

現在、日本国内では少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少などを背景とした人手の不足が問題化しており、業務の効率化は急務となっています。
 そこでSBI Antworks Asiaでは、AntWorks社の製品を通じて、そのような社会課題の解決につながるソリューションを提供するとともに、業務の効率化を望む顧客への支援を進めてまいります。

以上