2019年11月22日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」(正式名称:SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合、以下「SBI A&Bファンド」)を通じて、iPS細胞を用いた心筋再生医療に取り組むHeartseed株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:福田 恵一、以下「Heartseed社」)への出資を行いましたのでお知らせいたします。

 Heartseed社は、iPS細胞を用いた心筋再生医療の事業化に取り組む慶應大学発のバイオベンチャー企業です。iPS細胞から高純度の心室心筋細胞を作製し、独自開発した移植デバイスを用いて患者の心臓に移植する重症心不全の抜本的治療法をはじめ、心筋再生医療の普及に必要な技術開発に取り組んでいます。このたび調達した資金は企業治験の実施費用、海外展開費用、人材採用費用、人件費等に充て、再生医療等製品としての薬事承認と事業化の早期実現を目指します。

 SBIインベストメントのSBI A&Bファンドでは、世界的に注目を集めるフィンテック分野を含む、AI、ブロックチェーン、さらにはこれら技術と関連の深いIoT、ロボティクス、シェアリングエコノミーといった分野の国内外の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めております。また、SBI A&Bファンドへの出資者は国内の地域金融機関や海外を含めた金融機関・事業法人・機関投資家等127社で、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援として、出資者が投資先企業の先進的な技術やサービスを導入・活用するとともに、こうした取り組みを通じ投資先企業のバリューアップを実施してまいります。

 SBIグループでは、これまでもIT・モバイルやバイオ・ライフサイエンス、フィンテック関連分野等の成長分野におけるベンチャー企業に積極的に投資を行っており、これらの分野のベンチャー企業の投資・育成に豊富な実績を有しています。今後も引き続き次世代の産業育成と投資先であるベンチャー企業の企業価値の向上に積極的に取り組んでまいります。

【Heartseed社の概要】
会社名 Heartseed株式会社
事業内容 iPS細胞を用いた心筋再生医療
設立年月 2015年11月
本社 東京都新宿区大京町12-9 アートコンプレックス・センター302
代表者 代表取締役社長 福田 恵一
URL http://www.heartseed.jp/

【Heartseed社によるプレスリリース】
http://www.heartseed.jp/news.html

以上