2020年5月14日
SBIホールディングス株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉考、以下「当社」)はこのたび、Redstone Digital GmbH(本社:ドイツ・ベルリン、代表:Samuli Siren、以下「Redstone社」)との間で、共同ベンチャーファンド (以下「本ファンド」)を設立いたしましたので、お知らせいたします。

 本ファンドは、デジタル化によって将来の製造業の様相を根本的に変えていくことが期待される、「インダストリー4.0(Industry 4.0)」関連の革新的なテクノロジーを保有する、主に欧州地域の有望なスタートアップを投資対象とするベンチャーキャピタルファンドです。ドイツは、このインダストリー4.0を、巨大プロジェクトとして官民一体となって進めてきております。本ファンドは、欧州で成長分野への多くの投資実績と経験を有する、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)分野のリーディングカンパニーであるRedstone社と当社により、共同で設立・運営します。

 Redstone社は、2014年にドイツ・ベルリンで創業し、これまで、ポルシェ、ドイツ鉄道、ダイムラー、KONE(コネ)、AXA(アクサ)等、40社以上の欧州を代表する大手企業をクライアントに、これまで300社以上の主にアーリーステージのスタートアップ企業への投資及びCVC事業のサポート・助言等を行ってきました。また、独自に開発した、AI駆動のソーシングプラットフォームを活用して、80万を超える世界の新興企業のデータとトレンドを、分析、構造化、ランク付けする、デジタルにフォーカスしたVCでもあります。

 本ファンドの投資対象は、「分散化」、「持続可能性」、「接続性」、「セキュリティ」をキーワードとする次世代製造業の核心的な要素技術を保有する欧州地域のスタートアップ企業になります。具体的には、スマート製造、産業ロボティクス、産業サイバーセキュリティ、循環型経済、ビジネス効率性、産業システム上のフィンテック、分散化台帳技術等の分野にフォーカスします。また、本ファンドは、欧州及び日本を含むアジアの投資家に対して、同地域におけるポートフォリオ企業との戦略的提携関係の構築、パイロットプロジェクト等のオープンイノベーションの機会を創造・提供することで、SBIグループとして、これらの参加企業の国際競争力の強化・向上にも、最大限貢献してまいります。

 今日、ドイツ及び欧州と日本は、少子高齢化、デジタル化、産業構造の転換、更なる経済成長の必要性等、共通の課題を抱えています。このような社会課題の解決のために、当社はこれまでに培ったベンチャー企業育成の知見を活かし、本ファンドの運営を通じ、両地域の国際社会における更なる産業競争力の向上のため、積極的に貢献してまいります。