筑邦銀行による次世代金融インフラへの接続合意及び、
個人間送金サービスの提供合意のお知らせ

2020年10月28日
マネータップ株式会社

　マネータップ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：川島 克哉、以下「当社」）は、株式会社筑邦銀行（本社：福岡県久留米市、代表取締役頭取：佐藤 清一郎、以下「筑邦銀行」）と、当社の次世代金融インフラ及びスマートフォン用送金アプリ「Money Tap」に、筑邦銀行が接続することで合意しましたのでお知らせいたします。

　筑邦銀行は、創業65年を超える歴史ある地域金融機関で、福岡県内を中心に44の店舗網を有しています。これまで培ってきた地域の産業とお客さまの生活に密着した営業力を強みに、これからも地域にとってなくてはならない存在であり続けるよう地域密着型銀行として、地域創生と地域経済の活性化に努めます。
　この度の合意により、次世代金融インフラとの接続は2020年秋に、個人間送金サービスの提供は2021年春に開始予定です。筑邦銀行と当社との接続は口座連携開始時に、「ID/パスワード（記憶認証）＋スマートフォン専用アプリのちくぎん認証サービス（所持認証）」の多要素認証を行うものであり、セキュリティが十分に確保されています。

　多数の金融機関が資本参加する当社は、利用者による個人間の送金を、安全・即時かつ快適に行うスマートフォン向けアプリMoney Tapを提供しており、そのシステム基盤を国内外の金融機関に接続していただくため、個人間の送金機能だけではなくQRコード※決済機能やプリペイドチャージ機能など、その機能拡充を図っております。更に、金融機関と決済事業者やフィンテック企業等の事業会社とエコシステムを形成し、お客様が安心して、便利に、低価格で各種サービスを受けられる顧客体験を実現するため、アプリへのeKYCの導入や、AIによる振舞い検知、IPアドレス追跡によるなりすまし検知といった機能のセキュリティ基盤の提供を行う予定です。
　また、日本の銀行間手数料の高止まりは国際的にも特殊な状況です。当社は次世代金融インフラを提供する事で、硬直化した既存の決済インフラの料金水準に対して健全な競争原理を働かせ、経済活動の活性化や国際競争力の向上に貢献します。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

以上