2020年11月20日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、住友生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、取締役代表執行役社長:橋本 雅博、以下「住友生命」)と、住友生命の既存事業分野および新規事業分野において事業シナジーが見込まれる国内外の有望なベンチャー企業を主な投資対象とするCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」(以下、「本ファンド」)を共同で設立いたしましたのでお知らせいたします。

 住友生命は「スミセイ中期経営計画2022」にて、デジタライゼーションの進展、働き方改革の推進など、加速的に進んでいる環境変化を的確に捉えたうえで、社会に貢献し、社会に信頼され、そして社会の変化に適応していくことによって、お客さまと社会にとって「なくてはならない」保険会社の実現を目指し、VC(ベンチャーキャピタル)ファンド投資やオープンイノベーション推進組織の設置など、スタートアップ企業等との共創に取り組んでおります。本ファンドは、将来性のあるスタートアップ企業への投資を通じて、普段リーチできていない知見やテクノロジーを持ったスタートアップ企業との協業を促進することで事業共創を効率的・効果的に推進する仕組みであり、新事業創造・新価値創造のイノベーションをより一層、加速させることを目的として設立されました。
 本ファンドを通じた事業共創により、住友生命「Vitality」の進化、お客さまが幸せを感じ輝く人生を送るサポートとなるようなウェルネスエコシステムのネットワーク創出、新しいテクノロジーやサービスを活用した「生命保険を身近に感じる顧客体験」、「お客さまと保険会社の新たな接点」の創出などを実現してまいります。

 SBIインベストメントはSBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っています。
 昨今は事業会社がCVCファンドを立ち上げ、事業シナジーが期待できるベンチャー企業への投資を通じて新事業の育成を図る動きが活発化しており、ベンチャーキャピタルに求められる役割も多様化してきております。
 SBIインベストメントはこれまでに培ったベンチャー企業育成の知見を活かし、事業会社とベンチャー企業の連携を通じたイノベーション創出を支援するとともに、今後も21世紀の中核的産業の創造及び育成を推進してまいります。

【ファンドの概要】
ファンド名 SUMISEI INNOVATION FUND
(名称:「SUMISEI-SBI投資事業有限責任組合」)
設立日 2020年11月20日
運用期間 10年
規模 80億円
運営会社 SBIインベストメント株式会社
主な投資領域
・住友生命「Vitality」による健康増進活動を中心としたウェルネス関連企業などとのエコシステム構築
・「体の健康」だけでなく「体・心・社会的健康」を目指すWell-Being領域
・「生命保険を身近に感じる顧客体験」や「お客様と保険会社の新たな接点」創出に活用できる新しいテクノロジーやサービス
・DXの推進

以上