2007年10月23日
株式会社インテージ
SBIベリトランス株式会社

 マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田下憲雄、以下「インテージ」)は、SBIベリトラ ンス株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:沖田貴史以下「SBIベリトランス」)に、サイト運営・開発・企画を一部委託しているソーシャル家計簿サイト『散財. com(http://www.3zai.com/)』にて、日本ベリサイン株式会社(以下「日本ベリサイン」)の最上級のSSL証明書「セキュア・サーバID EV」を採用することとしましたのでお知らせいたします。

 『散財.com』は、ユーザーが匿名で家計簿情報を相互に公開することで、購入した商品や店舗でコミュニティが生成され、ユーザー同士がつながる 特徴をもつサイトです。ユーザーは属性や購入情報で公開・非公開レベルをコントロールし、自身のプライバシーを守りつつ同じ商品や店舗で購入した他ユー ザーとの経験の共有や、新しい商品やお店を発見することができます。
 しかしながら、このようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の多くは、セキュリティ対策が厳格でなく、サーバの真正性の証明や送信情報の保護を行わない傾向がありました。
 このため『散財.com』では、SNSの気軽さを確保しつつ、ユーザーが安心して情報を入力できるように、サービスの信頼性とより高度な技術で送信情報 を守る姿勢を明確にするため、従来のSSL証明書に比べ、より厳格に企業の実在性を認証する次世代の「EV SSL証明書」を採用しました。11月1日に予定されているサイトリニューアルから『散財.com』のユーザー登録が発生するページに適用されます。

 この「EV SSL証明書」の導入により、『散財.com』ユーザーは、パソコンのクライアントシステムがWindows VistaでなくともWindows XPのInternet Explorer7(以下「IE7」)でのアクセス時に『アドレスバーが緑色になっている』ことで、安心してアクセスできるサイトであることを確認できる ようになります。一旦、正規の「EV SSL証明書」にアクセスしたIE7は、フィッシングの危険性がある他のサイトにおいてもアドレスバーが赤色や黄色に変化してユーザーに注意を促すことに より、ユーザーが個別に対策しにくいフィッシングサイト検知にも対応できるようになります。
 また、このことで、『散財.com』を提供するインテージおよびSBIベリトランスは、情報セキュリティへの前向きな取り組みをユーザーにわかりやすくアピールすることができるものと認識しております。

<日本ベリサイン EV SSL証明書の特長について>
1. アドレスバーによって識別可能なウェブサイトの信頼性
EV SSL証明書に対応しセキュリティ機能が強化されたIE7でEV SSL証明書が発行されたウェブサイトに接続した場合、ブラウザのアドレスバーが緑色で表示されます。アドレスバーが緑色に変わるウェブサイトは、ガイド ラインの要求を満たし、そのウェブサイトを運営する組織の実在性がこれまでのSSLサーバ証明書より高い精度で確認された、信頼できるウェブサイトである ことを意味しています。
 なお、アドレスバーは、フィッシングサイトの可能性があるウェブサイトの場合は黄色に、フィッシングサイトの場合は赤色にそれぞれ変わります。

2. Windows Vistaに加えて、Windows XPのIE7にも対応
通常、アドレスバーが緑色で表示されるのは、Windows Vistaクライアントシステムで、IE7を使用している場合に限定されますが、ベリサイン EV SSL証明書は、独自開発技術「ベリサイン EV Upgrader™」を実装し、Windows XPのクライアントシステムで、IE7を使用している場合にもアドレスバーの緑色表示が可能となります。この機能はベリサインセキュアドシールに内蔵さ れ、ユーザーはセキュアドシールが掲載されたウェブサイトにアクセスするだけで、この機能を利用することができます。これにより多くのインターネットユー ザがEV SSL証明書の機能を利用でき、ベリサインセキュアドシールと組み合わせてウェブサイトの信頼性を高めることができます。

※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の商標あるいは登録商標です。

以上