2009年10月5日
SBIベリトランス株式会社

 オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役: 沖田 貴史 以下、 「SBIベリトランス」)は、EC事業者向けの決済サービス「VeriTrans電子マネー」に、東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区 代表取締役:清野 智 以下、「JR東日本」)が提供する「Suicaインターネットサービス」のネット決済機能を追加し、2009年10月末よりサービスを開始いたします。

 「Suicaインターネットサービス」※1は、インターネット接続されたPCと「Felicaポート/パソリ」※2を用いて、Suica※3への入金(チャージ)や、Suicaを使ったネットショッピングができるサービスであり、JR東日本が2009年7月27日から提供を開始しています。

 「VeriTrans電子マネー」サービスでは、従来「Edy」「モバイルEdy」「モバイルSuica」によるネット決済に対応しておりましたが、このたび、「Suicaインターネットサービス」のネット決済機能を活用し、新たに「Suica付きビューカード」をはじめ、「Suica定期券」や「MySuica(記名式)」※4などのカードタイプ「Suica」からのお支払いにも対応いたします。※5

■「VeriTrans電子マネー」サービスの特徴
1. SBIベリトランスとの契約のみで電子マネーサービスの利用が可能
電子マネー運営会社との直接契約は必要なく、SBIベリトランスと収納代行サービス※6利用契約を行えば電子マネーサービスの利用が可能となります。
2. 入金情報をリアルタイムで確認可能
消費者が入金を行った情報をリアルタイムでEC事業者にお知らせいたします。複数の確認方法を用意しているため、EC事業者の運営体制やシステムに応じた利用が可能です。
3. 全ての決済手段の売上入金を一本化することが可能
収納代行サービスでクレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済を併用する場合には、全ての決済手段の売上を一本化して、SBIベリトランスから入金を受けることが可能となります。
4. 複数の電子マネーサービスをサポート
今後のSBIベリトランスにおける決済システムの拡張により、管理機能など統一されたインターフェースでの、各種電子マネーサービスの導入・運用をサポートします。
SBIベリトランスは、今後も「Suica」「Edy」に加え他の発行体とも提携を進め、利用可能な電子マネーの拡充を積極的に行ってまいります。さらに、電子マネー決済サービスを、クレジットカード決済・コンビニ決済及び海外EC向けの決済などと併せて提供することで、EC事業者の決済業務を総合的に支援し、総合決済プロバイダーとして、拡大するEC決済の発展に貢献してまいります。
※1  参考:http://www.jreast.co.jp/suicainternetservice/
※2  「FeliCaポート/パソリ」とは、ソニー株式会社が開発した、非接触ICカードの技術方式である「FeliCa」を利用した、非接触ICカードを読み書きできるUSB対応リーダー/ライターです。
「FeliCa」、「PaSoRi(パソリ)」は共に、ソニー株式会社の登録商標です。
※3  参考:http://www.jreast.co.jp/suica/whats/index.html
「Suica」「モバイルSuica」は共にJR東日本の登録商標です。
※4  事前に入金(チャージ)しておくことにより、改札機にタッチするだけで自動的に乗車区間の運賃をSuicaで精算できるICカードです。
※5  対応Suicaの一覧については、
http://www.jreast.co.jp/suicainternetservice/registcard/suica.html
をご参照下さい。
※6  各金融機関(クレジットカード会社、コンビニ各社、電子マネー提供会社)との加盟店手続きをSBIベリトランスが一括代行するサービスです。

【JR東日本からの賛同文】
■東日本旅客鉄道株式会社 IT・Suica事業本部 電子マネー事業部門部長  長谷川 裕様
JR東日本は、今後ますます拡大することが見込まれるEC市場において、Suicaでより快適にネットショッピングをご利用いただくことを目的に「Suicaインターネットサービス」をスタートさせました。
EC決済大手のSBIベリトランス社様にいち早く採用いただきましたことで、既にスタートしている「モバイルSuica」のネット決済と併せて、さらに多くの皆様に安全で便利にSuicaでのネットショッピングをご利用いただくことを期待しております。