2010年9月22日
SBIベリトランス株式会社

 オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役: 沖田 貴史、以下「SBIベリトランス」)は、EC業界全体のセキュリティ強化と顧客のカード情報漏えいゼロを目指し、カード情報を保有しない次世代型決済システム「VeriTrans3G」へEC事業者がコスト負担少なく切り替えることができる、「カード情報漏えいゼロキャンペーン」を期間限定(2010年10月1日~2010年12月30日)で実施いたします。

【キャンペーンの内容】
次世代型決済システム「VeriTrans3G」へ少ないコストで切り替えが可能

初期費用半額 (通常価格:100,000円 ⇒ 50,000円)
月次 基本料金2011年3月末まで無料 (通常価格:20,000円)
トランザクション手数料2011年3月末まで無料 (通常価格5円 / 件)
◆キャンペーン期間2010年10月1日~2010年12月30日
◆適用条件(以下、双方に該当)
 ・ 他社のカード情報保有型システムから「VeriTrans3G」へのお切り替え※1
 ・ 決済連動型サービス「trAd」※2のご利用(2010年12月末までの稼働)

VeriTrans3G
PCI DSS※3を前提としたシステム設計や、ECサイト上にクレジットカード番号情報を残さない「持たざる決済」の標準搭載など、高度なセキュリティを装備した次世代型決済システム

 上記のキャンペーン期間中に適用条件を満たした場合、「VeriTrans3G」の初期費用を半額とし、また月次 基本料金およびトランザクション費用については2011年3月末まで無料とさせていただきます。 なお、本サービスの導入に際しては、EC事業者にスムーズにご利用いただけるよう充実したサポート体制を整えております。

 SBIベリトランスは、1997年の創業当初からECサイト上にクレジットカード情報等を残さない「カード情報非保有」を標準とし、また自身もカード業界推奨のデータセキュリティ基準であるPCI DSS ver1.0・ver1.1に国内で初めて準拠し、最新版であるver1.2についても更新完了するなど、カード決済における高い信頼、安全の必要性を常に提唱、実践して参りました。

 引き続き多発する顧客のクレジットカード情報漏えい事故をうけ、カード情報を自社保有するEC事業者に対して、「VeriTrans3G」へコスト負担少なく切り替えていただくことができる「カード情報漏えいゼロキャンペーン」を昨年に続き、実施することといたしました。

 今後もSBIベリトランスは、ECクレジットカード決済システムにおけるセキュリティのより一層の強化を図り、EC業界全体のセキュリティ強化とカード情報漏えい「ゼロ」に貢献して参ります。

※1 所定の審査後、SBIベリトランスから「VeriTrans3G」利用のためのIDが発行された時点で切り替え完了とする
※2 ECサイト決済完了画面で消費者の購買履歴などを基に、その消費者に合わせたカード会社のキャンペーン情報などを表示するSBIベリトランスのサービス
※3 ビザ、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ディスカバーの国際ブランド5社が中心となり策定したカード情報セキュリティの国際統一基準。加盟店やサービス・プロバイダなど、カード情報を保管、処理、伝送するすべての組織が対象となる

【各社からの賛同文】(五十音順)
株式会社ジェーシービー・インターナショナル (URL: http://www.jcb-global.com/
ブランド事業統括本部 制度管理部 部長   陽川勝樹 様
JCBでは、今後、ますます拡大することが見込まれるECクレジット決済において、 お客様に安心してオンラインショッピングをご利用いただくため、ECサイト事業者様に PCI DSS を推奨しており、 今回のPCI DSS 強化を促す取り組みが、 ECクレジット決済の健全な発展に寄与されることと期待しております。

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 (URL: http://www.visa.co.jp/
リスクマネージメント カントリー・リスク・デイレクター   井原亮二 様
Visaは情報セキュリティの向上と、PCI DSS強化をサポートする取り組みを歓迎します。PCI DSSは、カード会員データを扱っているシステム全域で、完全、正確、かつ一貫して実行されれば、効果的なカード情報セキュリティ基準であると言えます。

マスターカード・ワールドワイド ジャパンオフィス (URL:http://www.mastercard.com/jp/
在日代表   福本英雄 様
PCI DSSの準拠は、より安全なカード情報および取引の保護に寄与すると考えます。今回の取り組みにより、PCI DSS準拠の検証作業の範囲を限定することは、PCI DSS実施に伴う費用を軽減し、かつカードデータの流出リスクを低減化する一つの重要な方法として、PCIセキュリティ基準審議会(PCISSC)も推奨していることです。PCI SSCのメンバーであるマスターカードは、PCI DSSが費用対効果の面で効果的、効率的に実施されることを期待いたします。

三菱UFJニコス株式会社  (URL: http://www.cr.mufg.jp/
執行役員 与信業務部長   福岡志信 様
三菱UFJニコスでは、ECサイト事業者様がカード番号非保有を基盤にした決済サービスを利用することで、ECサイト事業者様およびお客様により安全なオンラインショッピング環境が提供されることを期待しております。

ユーシーカード株式会社 (URL: http://www.uccard.co.jp/
管理部部長   松原高秋 様
SBIベリトランスの本キャンペーンの発表を歓迎いたします。弊社も、「PCI DSS」を取得するなど、お客さまに安心してカードをご利用いただける環境維持、啓蒙に努めており、本キャンペーンの実施によりECサイト事業者およびその利用者に対してより安全なオンラインショッピング環境が提供されることを期待しております。