2011年11月24日
SBIベリトランス株式会社

 SBI ホールディングス株式会社(東京都港区 代表取締役:北尾 吉孝)の100%子会社で、オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役: 沖田 貴史 以下、 「SBIベリトランス」)は、高度なセキュリティ・機能性を追求した次世代型決済サービス「VeriTrans3G」を、2011年11月24日より株式会社ロックオン(大阪府大阪市 代表取締役社長:岩田進 以下、「ロックオン」)が開発・提供する、オープンソース型(※)ECサイト構築システム「EC-CUBE」の最新バージョン「EC-CUBE」2.11系への提供を開始いたしました。

(※)オープンソース型とは・・・
誰もが無償で使用することができる、ソフトウェア、または、インターネット上のサービス。
ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにしている。

 SBIベリトランスは、2009年12月より、「EC-CUBE」バージョン2.4系にSBIベリトランスの決済サービス(クレジットカード決済・コンビニ決済・電子マネー決済・ぺイジー決済)を提供しております。「EC-CUBE」を利用することでEC事業者は、開発工数を抑え、SBIベリトランスの様々な決済サービスを一括して導入することが可能となり、これまで多くのEC事業者にご好評いただいておりました。

 2011年3月23日に、ロックオンは「EC-CUBE」の最新バージョン2.11系(次ページ御参照)をリリースし、この度、SBIベリトランスは、最新バージョン2.11系向けに次世代型決済サービス「VeriTrans3G」を提供することとなりました。「VeriTrans3G」は、EC事業者が1つの決済ソフトウェアを導入することで、SBIベリトランスの提供するすべての決済サービス(クレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済、銀行決済(ペイジー決済)、銀聯ネット決済等の国際決済サービス)の利用が可能となる決済システムです。EC事業者は「EC-CUBE2.11系」の導入により、決済手段を追加する度に新規システム構築を行う必要がないなど、事業者の負担を抑え、拡張性のある設計となっております。
 また、「EC-CUBE」を利用するEC事業者は、より幅広い決済サービスをそれぞれのニーズにあわせて選択することが可能となります。

 SBIベリトランスは、今後も「VeriTrans3G」の一層の拡充を図るとともに、より安全で便利なサービスの開発・提供を行い、顧客の新たなニーズに即応し、業界を牽引するべく努めてまいります。

【EC-CUBE バージョン2.11系の特長】
◆主に追加された機能
1. スマートフォンテンプレート標準搭載
2. デジタルコンテンツ販売機能
3. ギフト配送への対応(複数配送先設定)

◆主に修正された項目
1.<速度改善> 表示速度の改善(従来比60 倍 ※ロックオン社調べ)
2. <セキュリティ向上> 管理画面のディレクトリ名を自由に指定可能
3. <カスタマイズ性向上> PC/モバイル/スマートフォンの処理を共通化

※「EC-CUBE バージョン2.11.0」プレスリリース:http://www.lockon.co.jp/release/1638/

【EC-CUBE 2.11系における「VeriTrans3G」の特長】
■豊富な決済メニューの一括導入・追加、及び管理が可能
「クレジットカード決済」「コンビニ決済」「電子マネー決済(※)」「銀行決済」や、国際決済手段で
ある「銀聯ネット決済」等の一括導入が可能となります。併せて、「EC-CUBE」管理画面上での一括管理も可能となります。

■様々な販売チャネルデバイスの対応
・リピーター向けの都度・月次購入対応
・ECサイト上以外に、コールセンターでの電話受注、郵便やFAXでの受注対応
・お客様のクレジットカード情報をECシステム上で管理することなく、PCとモバイル、スマート
フォンにまたがったワンクリック決済に対応

■国内最高水準のセキュリティを実現
  国際カードブランド5社が採用するデータセキュリティ基準である「PCI DSS」の完全準拠を前提としたシステム・運用設計を行っており、クレジットカード番号をEC事業者のECサイトに残さず決済できる仕組みや、3Dセキュア、セキュリティコードについても標準搭載しております。

(※)電子マネー「WAON」につきましては、バージョン2.11系での対応はございません。
今後のバージョンアップにあわせ、順次対応を進める予定です。