2014年12月17日
モーニングスター株式会社

中立的な第三者としての立場からウェブサイト等の客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、当社)は本日、「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」をGomezのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)で発表しました。

「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」は、賃貸不動産情報を提供するウェブサイトの使い勝手やクオリティを、ユーザーの視点から評価することを目的としています。当ランキングでは、「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4つの視点(カテゴリ)から構成される161の調査項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた賃貸不動産情報サイトのランキングを決定します。

「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」の結果は、以下のとおりです。
順位 得点 サイト名(運営会社名) 前回順位
1位 7.41 HOME’S(ネクスト) 2位
2位 7.31 SUUMO(リクルート住まいカンパニー) 1位
3位 6.09 マイナビ賃貸(マイナビ) 5位
4位 5.97 スマイティ(カカクコム) 3位
5位 5.93 アットホーム(アットホーム) 4位
6位 5.88 ホームアドパーク(アドパークコミュニケーションズ) 7位
7位 5.64 Yahoo!不動産(ヤフー) 6位
8位 5.53 goo不動産(エヌ・ティ・ティ レゾナント) 8位
9位 4.93 アパマンショップ(アパマンショップネットワーク) 9位
10位 4.83 CHINTAI(CHINTAI)
11位 4.82 オウチーノ(オウチーノ) 12位(注)
12位 4.54 ホームメイト(東建コーポレーション) 11位
13位 4.17 door賃貸(リブセンス) 10位
14位 4.13 いい部屋ネット(大東建託)
(注) キャリルーノから名称変更
※ 各サイトの詳細なレビューについてはゴメスのウェブサイトをご覧ください。

【上位サイトの特徴】
総合1位は、HOME’S(運営会社:ネクスト)となりました。カテゴリ別では、「情報量とコンテンツ」「便利な機能・サービス」の2カテゴリで1位、「サイトの使いやすさ」で2位を獲得しました。物件一覧では、同一の建物はまとめて表示する、閲覧済みの物件が一目で分かるなど、物件を探しやすくするための工夫が随所に見られます。また、独自の認定店や優良店ランキング、不動産会社の口コミ・評価、駅や市町村の家賃相場など豊富なコンテンツを提供しています。

総合2位は、SUUMO(運営会社:リクルート住まいカンパニー)となりました。カテゴリ別では、「サイトの使いやすさ」「安定性・信頼感」の2カテゴリで1位、「情報量とコンテンツ」「便利な機能・サービス」の2カテゴリで2位を獲得しました。物件詳細ページに、充実した特集コンテンツや周辺環境、治安の口コミを知ることができる「エリアの口コミ」ページへのリンクが用意されており、物件検索の利便性だけでなく、情報の豊富さも評価できるサイトとなっています。

総合3位は、マイナビ賃貸(運営会社:マイナビ)となりました。カテゴリ別では、「サイトの使いやすさ」で3位を獲得しました。街を写真つきで紹介するコラムや、新入生向けページや新社会人向けページでは利用者に合った検索方法と特集コンテンツを掲載しており、新生活を始める利用者には利便性の高いサイトとなっています。

【調査概要】
調査期間 ・2014年11月4日~11月27日
・ランキング結果は、11月27日時点の各サイトに基づいています。
調査対象 売買不動産情報サイトランキングでは、インターネットを通じて新築一戸建て、中古一戸建て、中古マンションの各物件情報の閲覧および、問い合わせが可能な、日本国内の不動産情報サイトをノミネートしています。具体的には、下記のノミネート基準を満たすウェブサイトを調査対象としています。
・ ウェブサイト上で個人向けマンション、戸建て住宅物件の情報を提供していること
・ 広い地域にわたる不動産物件情報を提供していること
・ 不動産会社から物件情報の提供を受けていること
・ その他、当社調査において一定以上の水準を満たすこと
【評価方法】
「Gomez賃貸不動産情報サイトランキングランキング」では、ウェブサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するために、以下の4つのカテゴリからなる161項目のランキング・スコアカードを用います。各カテゴリの評価内容は以下のとおりです。
カテゴリ名称 評価内容
ウェブサイトの
使いやすさ
ウェブサイト全体の使いやすさを評価するカテゴリです。
物件検索機能や入力フォームの使いやすさを中核とし、ナビゲーション構造やウェブ・アクセシビリティへの対応状況なども調査の対象となります。
情報量とコンテンツ ウェブサイトに掲載されている各種コンテンツの情報量やページ構成を評価するカテゴリです。
検索ページや物件ページの構成、特集コンテンツなどが調査の対象となります。
安定性と信頼感 ユーザーが安心してウェブサイトを利用するための取り組みを評価するカテゴリです。
ウェブサイトの表示速度、稼働率(正常に表示される率)などのサイトパフォーマンスの状況、問い合わせのわかりやすさ、各種方針開示などが調査の対象となります。
便利な機能
・サービス
その他、さまざまな付帯サービスの充実度を評価するカテゴリです。
スマートフォン向けサービス、ソーシャルメディア対応、メールマガジンなど、さまざまな施策が調査の対象となります。