2017年12月22日
住信SBIネット銀行株式会社

住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山 法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、住信SBIネット銀行の口座を保有する全国のお客さまに「お年玉に関する意識調査」を実施し、1,457人より回答をいただきました。

*********** アンケート結果概要 ***********

■ 「お年玉をあげる予定がある」と回答した割合は微増するも、支出予定総額は減少
「お年玉をあげる予定がある」と答えた人は67.1%と、前年調査結果(66.0%)から微増しました。一方で、今冬あげるお年玉の平均支出予定総額は25,899円となり、前年の調査結果(28,362円)からは減少する結果となりました。年代別で見ると、60代が31,182円と最も高いものの、前年(35,400円)より4,218円減少しています。

■ 自分の子どもへのお年玉は「小学生になってから」、甥・姪へは「物心つく前から」
自分の子どもへお年玉をあげる人のうち、いくつからお年玉をあげているのかを尋ねたところ、「小学生になってから」が3割弱と最多でした。一方、甥・姪に対しては、小学生に上がる前までに初めてのお年玉をあげる人が7割強、うち0歳のうちからあげる人が約3割となっています。自分の子どもへはお金の認識ができる年齢になってからお年玉をあげますが、甥・姪には物心がつく前にお年玉をあげる傾向にあるようです。

■ お年玉の額、中学生になると5,000円超えが半数近くに
お年玉をあげる金額を学齢別に尋ねたところ、小学校低学年では3,000円以下が、小学校高学年では5,000円以下が最多ですが、中学生に対しては5,000円より多くあげる人が半数近くまで増加しています。高校生に対しては、10,000円より多くあげる人が2割を超えています。

■ 子どものお年玉を管理する親は3分の2、子ども自身で管理するようになるのは小学生から
自分の子どものお年玉を「親が全て管理」または「親と子どもでそれぞれ管理」している親は64.3%と、約3分の2にのぼりました。特に小学生未満の子どものお年玉は9割以上が「親が全て管理」と回答しています。しかし、小学生になると、子どもと一緒に管理、または子どもに管理させる人も増加しており、中学生になると「子どもが全て管理」する割合が5割弱となっています。

■ お年玉は「円普通預金」での預入れが4分の3、運用型商品の活用は少数派
子どものお年玉を管理している人に、どのような方法で管理しているかを複数回答で尋ねたところ、「円普通預金」(76.2%)が4分の3を占める結果となりました。次いで「現金のまま保管」(20.7%)、「円定期預金」(18.5%)の順となっており、「学資保険」(3.1%)や「株」(1.8%)といった運用型商品の活用は少数派となりました。

■ お年玉をあげるときに気になるのは「金額の相場」
お年玉をあげる際に頭を悩ませることを自由回答で尋ねたところ、金額の相場について悩んでいるという意見が複数みられました。周りはいくらあげているのか、年齢に対しどの程度あげればよいのかといった「相場感」が分からず、毎年悩んでいる人が多いようです。

<総括>
本年の調査では、「お年玉をあげる予定がある」割合は前年よりも微増傾向にあったものの、平均支出予定総額は減少しました。2017年は日経平均株価が大きく上昇したものの、連動してお年玉の額が上がるというわけではなさそうです。

≪調査概要≫
調査期間:平成29年11月22日~11月28日
調査対象:住信SBIネット銀行の個人顧客
回答者数:1,457名
(内訳 20代:164人 30代:224人 40代:233人 50代:400人 60代:436人)
調査方法:インターネットアンケート
調査地域:全国

≪アンケート結果≫

◆お年玉をあげる予定の有無
お年玉をあげる予定のある人は67.1%。前年調査より微増しています。
お年玉をあげる予定の有無
◆平均支出予定総額の推移
平均25,899円となり、前年調査より2,463円減少しています。
平均支出予定総額の推移
◆平均支出予定総額 年代別
年代別では40代以外の全ての年代で前年調査より減少しています。
平均支出予定総額の推移
◆お年玉をあげる人数
お年玉をあげる人数の平均は3.7人で、「5人以上」あげる人の割合が29.6%と最も多くなっています。
お年玉をあげる人数
◆お年玉をあげる相手(複数回答)
「甥・姪」が最も多く、「自分の子ども」が続きます。中には「親」にお年玉をあげる人も1割近くみられます。
お年玉をあげる相手(複数回答)
◆お年玉をあげる相手×金額
小学生未満は1,000円以下、小学校低学年は1,001~3,000円、小学校高学年は3,001~5,000円、中学生以上は5,001~10,000円がボリュームゾーンとなっています。
お年玉をあげる相手×金額
◆今冬あげるお年玉の総額の増減と、2017年の世帯所得の増減
今冬あげるお年玉は昨冬から「減る」と回答した人は3.9%と少ないですが、一方で2017年の世帯所得が「減った」と回答する人が28.3%と約4分の1を占めています。世帯年収が減ってもお年玉の額は変えられない様子がうかがえます。
今冬あげるお年玉の総額の増減と、2017年の世帯所得の増減
◆お年玉をあげる年齢(自分の子ども/甥・姪)
自分の子どもにお年玉をあげる年齢は「小学生」が29.2%とボリュームゾーンであるのに対し、甥・姪は「0歳」が30.3%と最も高くなっています。
お年玉をあげる年齢(自分の子ども/甥・姪)
◆親戚間でのお年玉に関する相談有無と、自分の子どもと甥・姪にあげる金額の多少
甥・姪にお年玉をあげる際に親戚同士で相談する人の割合は4割弱で、「相談しない」派が多いようです。
自分の子どもと甥・姪にあげるお年玉の金額は、「同額をあげる」が8割弱となっており、差をつけないほうが多数派となりました。
親戚間でのお年玉に関する相談有無と、自分の子どもと甥・姪にあげる金額の多少

※自分の子どもと甥・姪が同年齢と仮定して回答

◆自分の子どものお年玉は誰が管理するか
自分の子どものお年玉を誰が管理するかを尋ねたところ、「親が全て管理」(44.5%)「親と子どもでそれぞれ管理」(19.8%)と、親の管理が入る場合が3分の2を占めています。
子どもの年齢別では、小学校に上がるまでは親が管理、小学校に上がってからは子どもも自分で管理する割合が増えています。
自分の子どものお年玉は誰が管理するか
子どもの年齢別での管理
◆子どものお年玉の管理方法(複数回答)
自分の子どものお年玉を管理している人にその管理方法を尋ねたところ、「円普通預金」が76.2%と突出しており、次いで「現金のまま保管」(20.7%)、「円定期預金」(18.5%)の順となりました。学資保険や株などの運用型商品の活用は少数派となりました。
子どものお年玉の管理方法
◆お年玉をあげる際に頭を悩ませること(自由記述)
金額の相場について悩んでいるという意見が複数みられました。周りはいくらあげているのか、年齢に対しどの程度あげればよいのかといった「相場感」が分からず、毎年悩んでいる人が多いようです。
◆お年玉をあげる際に頭を悩ませること
【住信SBIネット銀行について】
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行です。
平成29年9月30日時点で預金総残高(*1)が4兆3,118億円、平成29年11月14日時点で預金口座数(*2)は300万口座を突破しました。
(*1) 円普通預金、SBIハイブリッド預金、円定期預金、円仕組預金、外貨普通預金、外貨定期預金、外貨仕組預金の合計。外貨預金については住信SBIネット銀行所定レートによる円換算後。
(*2) 代表口座の預金口座数。住信SBIネット銀行の顧客数に相当。

住信SBIネット銀行は、お客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめてまいります。

以上