採用TOP > 社員インタビュー > 住信SBIネット銀行 システム第2部

ゼロからのスタート

    新卒で入社した会社では、地銀向けに勘定系システムを提供しており、要件定義からリリースまでパッケージとして販売する一通りの業務を担当しました。環境は凄く良かったのですが、10年間仕事の内容が変わらなかったことや、パッケージへの参加行が多く、様々な面で動きが遅かったので違う環境を見てみたくなり、住信SBIネット銀行に転職しました。
    住信SBIネット銀行は前職とは全く異なる勘定系システムで動いているので、同じシステム部門での転職でしたが、ある意味まったくゼロからの新しいスタートでした。また前職では地方銀行がメインの顧客だったので、ある程度利用実績があるものを導入する銀行が多く、新しい事に着手しようという風土はありませんでした。
    その点、住信SBIネット銀行は環境変化に応じた動きが速く、新しい事に次々と取り組む風土なので、とても新鮮です。
    現在は主に外貨預金の売買サービスの注文を管理するシステムやATMと勘定系システムを繋ぐ中継基地の管理、そしてフィンテック企業のアプリを繋ぐAPIの中継基地の管理などを担当しています。ありがたいことに、入社後から様々なシステムに携わってきました。例えば勘定を含む情報系システム(収益計算など様々な銀行内部の業務に使用する目的で銀行のあらゆるシステムで処理した情報を一箇所に集約するシステム)や決済系システムからウェブサイトなどのフロントサイドのシステム構築まで様々なシステムを担当してきました。最初に携わった情報系システムが色々なシステムと接続しているので、この仕事のお蔭で社内での顔は広くなったように思います。
    前職では自分でプログラムを開発していた分、見ている範囲は銀行全体の中ではかなり一部分でしたが、現在の仕事は概要を捉えて全体観を押さえることが大事になります。ただ、まだ全てのシステムを網羅した訳ではないので経験した事のないシステムは沢山残っています。

充実感と達成感

    デビットカードの導入を決定した時には、システム部内で担当を募集していたので立候補しました。もともと勘定系のシステムを担当していたので、次は勘定系を連結するシステムをやってみたいと思ったのが大きな理由です。デビットカードであればクレジットカードとは違ってカード取引をした際に即口座から引き落としされる仕組みなので、勘定系ともつながっていますし、未経験であったカード系を担当できるということもあり、手を挙げました。
    ただデビットカードについてカード業界の用語を全く知らないところからのスタートだったので、その勉強は必死にやりました。打ち合わせなどで聞いた知らない言葉はその場で調べたり、メモをして後で調べたり、かなり勉強しました。
    スマート認証アプリを担当していたときも、スマート認証という仕組みに加え、アプリ専用の単語や開発方法もあり勉強が大変でした。
    デビットカードの導入プロジェクトはとても印象に残っているプロジェクトの一つです。ベンダーと皆で協力して作り上げたもので、それに加えてサービスイン後には様々なテストを何度も行って実際に店舗で使えるという事を体感でき、大きな達成感が得られたプロジェクトでした。最初は社内に有識者がほとんどいなかったので、プロジェクト参加者全体で一から勉強した事は大変でしたが、そのお蔭でカード業務に詳しくなる事ができましたし、関係者のお蔭で成功できたということが実感できるプロジェクトでした。

新しい技術とともに

    新しい技術をどんどん導入して、できるだけ早く一般公開していく事を目指しているので、私自身も新しい事を拒否せずに、むしろ能動的に動くようにしています。そして、動くためには様々な人に協力して貰わなければならないので、そうした仕事に関係する人々としっかりコミュニケーションを取っていくことも心掛けています。
    また、様々な企業と手を組んで、銀行を活用した新しい商品やサービスを生み出していこうとしています。ですから、そうしたものを考案したり、新しい技術を積極的に導入していくことに対して全社一丸となって取り組んでいます。例えば、業務効率化もシステムの重要な目標の一つですのでこの分野ではAIやRPAといった新技術の導入を進めています。
    現在は、ネオバンク化”を推進していて、関係する様々な部署から集まったメンバーでプロジェクトを立ち上げて開発に向けて動いています。
    新しいことを始めるには新しい人が必要になるので、人数自体はどんどん増えていますが、中途採用が基本なので新しい人への閉鎖感もなく、すぐに溶け込める環境だと思います。

    ニュース一覧

    2017年12月13日  「FinTech関連事業 新規メンバー採用」を追加しました。
    2017年7月21日   採用サイトをリニューアルしました。