2004年12月16日
イー・トレード証券株式会社

イー・トレード証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井土 太良)は、今月下旬に、現行のオンライン取引システムをもう一式併設する大規模な増強を行います。この増強により、システム容量は現行の約2倍を確保することが可能となります。

当社は、2003年7月にリナックスを基幹OSとしたオンライン取引システムを野村総合研究所と共同開発し、その運用・管理につきましても同社に委託しています。当該システムは、柔軟性と拡張性に富んだシステム構成を採用しており、機動的にハードウェアの増強が行えることが特長のひとつです。

当社はオンライン専業証券において、最大の口座数、預り資産、売買代金シェア(2004年11月末現在)を有しています。本年12月9日には口座数が50万口座を突破、2004年7-9月期の個人委託売買代金シェアは前年同期の1.6倍の約23%、と拡大を続けています。

この間、ウェブ・アプリケーションサーバーを約百台まで増設、データベースや通信回線・ネットワーク機器についても、増強を行ってきました。また、本年9月には取引所との接続用サーバーも従来の約5倍の処理件数となるレベルまで増強を行っています。このような機動的な増強により、口座数や取引件数の拡大期においても、快適な取引環境を提供してきました。

当社では、引き続き、オンライン取引口座は拡大していくと予想しています。当社に口座開設いただくお客様のうち、年齢別では20歳代、30歳代の資産形成層が大きく伸長するとともに、投資経験別では未経験者の割合が56%(2004年4月から10月まで)に高まっています

オンライン証券の特長である、低コスト、豊富な情報、勧誘を受けない自主的な取引が、今後も、新しい投資家の証券市場への参加を促進していくものと考え、システムの大規模な増強に着手することとなりました。

イー・トレード証券は、今後もオンライン証券のパイオニアとして、オンライン取引システムの更なる安定性、耐障害性の向上を目指し、オンライン取引の生命線であるシステムの信頼性を確固たるものにしてまいります。

以上