2005年6月29日
ソフトバンク・インベストメント株式会社

当社子会社の株式会社インテクストラ(東京都渋谷区、代表取締役社長:大津山 秀樹、以下インテクストラ)は、本日より知的資産経営を支援するシステムソリューション「StraVisionTM」(以下、ストラビジョン)のASPサービスを開始いたします。

近年日本においても知的財産に対する戦略的なマネジメントのニーズが高まると共に、知的資産経営が重要視されています。知的資産経営は、知的財産を資産として捉え、知的財産情報を企業活動の意思決定に活用することにより、企業価値の向上を図るものです。そのため企業は自社の知的財産評価手法の確立、知的財産情報活用のための業務プロセスの構築、など、様々な取り組みを開始しています。

このような状況の中インテクストラが提供するストラビジョンは、特許情報マネジメント業務における特許の認識・把握、分析・評価を統合的にプロセス化しASPサービスとして提供する国内初の戦略型IAM(Intellectual Asset Management)システムであり、特許情報の管理、定量分析、定量評価を短期間に実施することを可能にしました。

これによりインテクストラでは、従来の知的資産マネジメントに関するコンサルティングに加え、ストラビジョンによるより高度な特許情報の分析・評価機能の提供を行ってまいります。顧客企業では、事業戦略と研究開発戦略の整合、自社・他社の技術(事業)優位領域の俯瞰による戦略的な検証、技術評価・分析による研究テーマの選定や見直し、また知的財産戦略の検証など、様々な意思決定の場面において必要となる情報の活用が可能となります。

更に、公報データに最新の経過情報を付加した特許データの提供、テキストマイニング技術を使用した自社・他社類似特許の抽出や分類・判別機能の提供、特許件数のみならず特許の質(重要度)を数値化した独自の特許数値化指標「PCI(Patent Competency Index)」を利用した多彩な比較分析機能の提供、分析プロセスを組み込んだユーザ・インターフェースの提供により、特許情報マネジメント業務の効率化および業務プロセスの定着を促進します。

インテクストラは、2005年7月1日付けで、社名を「SBIインテクストラ株式会社」(SBI Intechstra Co., Ltd.)へ変更し、今後も知的資産マネジメントプロセス構築とシステムソリューション、金融アレンジメント等のサービスの充実を図り、お客様の企業価値最大化への貢献に努めて参ります。

以上