2005年9月15日
ファイナンス・オール株式会社

SBIグループのファイナンシャル・サービス事業分野の中核的企業であるファイナンス・オール株式会社(本社:東京都港区、代表者:伊藤 雅仁、以下「当社」)は、平成17年5月17日付けで発表いたしました平成17年9月期の通期業績予想について、最近の業績動向を鑑み、下記のとおり上方修正いたしましたのでお知らせいたします。

  1. 平成17年9月期通期業績予想数値の修正(平成16年10月1日~平成17年9月30日)
    【連結業績予想】   (単位:百万円)
      売上高 経常利益 当期純利益
    前回発表予想(A) 12,500 1,850 3,450
    今回修正予想(B) 13,500 2,000 3,500
    増減額(B-A) 1,000 150 50
    増減率(%) 8.0 8.1 1.4
    前期(平成16年9月期)実績 10,150 975 637
    【単独業績予想】   (単位:百万円)
      売上高 経常利益 当期純利益
    前回発表予想(A) 2,200 560 310
    今回修正予想(B) 2,800 580 330
    増減額(B-A) 600 20 20
    増減率(%) 27.3 3.6 6.5

    前期(平成16年9月期)実績

    1,654 318 182
  2. 業績予想修正の理由
    当社単独業績予想につきましては、主要事業であるマーケットプレイス事業において、保険の比較サイト「保険の窓口インズウェブ」が提供する自動車保険一括見積もり請求サービスの参画保険会社数が20社(※1)に到達するとともに、ローンの比較サイト「イー・ローン」でも都市銀行・地方銀行・信販会社等 63社、商品数428(※1)と日本最大級のデータベースに拡充するなど、コンテンツの充実、ユーザーの利便性の向上および積極的なプロモーションの実施が奏功し、当初の予想を上回るトランザクション・ユーザー(※2)を獲得し増収となったことに加え、当社子会社で生活関連情報の比較サイトを運営する株式会社インターアイを本年7月に吸収合併したことなどにより大幅な増収となりました。なお、単独の利益については、当第4四半期に金融関連情報と生活関連情報等で5つの新規サイトを開設したことによる初期費用などの負担増があり若干の上方修正となりました。
    当社連結業績予想につきましては、前述のマーケットプレイス事業の順調な伸びに加え、ファイナンシャル・プロダクト事業において、当社子会社で住宅ローン事業を手掛けるSBIモーゲージ株式会社が、新規住宅取得者を対象に「フラット35」を業界最低水準金利にて提供し実行額を大幅に増加させた他、借り換え希望者を対象にした「グッド住宅ローン」も堅調に実行額を伸ばし、平成17年8月末時点の住宅ローン残高が1,080億円となったこと等により、予想を上回る大幅な増収増益となるとともに、子会社のSBIリース株式会社もブロードバンド・コンテンツ関連リースを主体にリース取扱額を堅調に伸ばし、同事業部門の増収増益に貢献しております。
    また、ファイナンシャル・ソリューション事業におきましても、当社子会社のSBIベリトランス株式会社が、契約EC店舗数、トランザクション数を順調に伸ばし増収増益となった他、子会社のSBIテクノロジー株式会社もリアルタイム・トレーディングツールの開発など大型案件の取込により増収となり、同事業部門の業績伸長に貢献しております。
    以上の通りほぼ全事業部門において増収増益基調にあり、当期の連結業績予想につきましても上方修正するに至りました。
  1. (※1) 2005年8月末時点
  2. (※2) 比較サイト上で一括見積もり、資料請求、仮申込等の取引を行ったユニークなユーザーの数
  1. (注)本資料に記載されております業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

以上