2007年3月14日
モーニングスター株式会社

投資信託評価情報をはじめとした各種金融情報を提供するモーニングスター株式会社(本社:東京都港区、代表:朝倉 智也)は、確定拠出年金マーケット向けの新サービスを開始いたします。

確定拠出年金制度は2001年10月のスタートから早6年目を迎え、現在では導入企業7,300社、加入者は200万人の規模となっております。企業によってはすでに制度導入から5年が経過しており、企業内での加入者間の『運用格差』が大きな話題となっています。この格差は、必ずしも加入者が制度と商品を理解したうえでの自己責任原則のもとに生じたものとは限らず、制度や商品の説明が不十分なまま、年金資産を実質現金で持っているケースの多い現状は、運用期間が進むにつれ、大きな問題となると思われます。

モーニングスターでは、事業者、加入者のために、最適な投資信託選びをサポートする各種情報の提供や企業主体の投資教育を中立・客観的立場から強力にバックアップするためのサービスを『確定拠出年金パッケージ』として準備いたしました。当社では、投資信託評価事業で培ったノウハウを活かし、経営理念である『投資家主権の確立』をこの確定拠出年金マーケットにおいても実現できるよう、今後も様々なサービスを提供していく所存であります。

<サービスの具体的な内容>

■事業主(経由加入者)向けサービス

  1. DCプラン向けファンドラインナップ選定のサポート
  2. ファンドラインナップの品質管理(モニタリング)
  3. 投資教育ツール(テキストブック、ビデオ、投資シミュレーションツール)の提供
  4. セミナーの実施

■ 弊社ウェブサイトを使ったデータ配信サービス

  1. 全DCファンドの評価データベース無料公開
  2. 運営管理機関の比較情報提供

以上