2007年11月12日
SBIホールディングス株式会社

当社及び、当社シンガポール子会社のSBI VEN Holdings Pte. Ltd.(以下「SBI VEN」)は、中国の最高学府の一つである北京大学傘下の北京大学青鳥集団のグループ会社である北京青鳥(英文社名:Beijing Beida Jade Bird Universal Sci-Tech Company Limited)との間で、中国における有望な企業を主な投資対象とする、新たな投資ファンドを共同設立することで、このたび基本合意いたしました。

本ファンドは、出資約束金額1億米ドルの予定であり、当社と北京青鳥とがそれぞれ0.5億米ドルずつ出資する予定です。また、ファンド運用にあたっては、北京青鳥50%、SBI VEN40%、その他10%ずつの出資によるファンドマネジメントカンパニーをケイマン諸島において設立し、同社が運用サービスを提供いたします。

このたび設立するファンドでは、主に不動産関連分野を含む有望な未公開企業を中心に、幅広い業界を対象としております。これにより、今後高い発展が見込まれる中国の経済成長を、最大限享受することを目的といたします。 尚、本ファンドは、アジア地域への投資拠点としてシンガポールに設立したSBI VENが、初めてファンド運用に携わる案件となります。

当社は、今後もSBI VENを海外投資拠点として、中国やインド、ベトナムなど引き続き高い成長率が見込まれる諸国において、資本関係を含めたアセットマネジメント分野での連携を一層強化し、さらなるグローバル化の推進を図ってまいります。

(ご参考)
【Beijing Beida Jade Bird Universal Sci-Tech Company Limited(北京青鳥)について】

漢字社名は、北京北大青鳥環宇科技股分有限公司。
北京青鳥は、中国の最高学府の一つである北京大学が傘下に擁する中国トップクラスの企業グループである北京大学青鳥集団のグループ会社傘下の会社であり、香港GEM(H株)に上場。IT関連ビジネスに対する投資と基礎ソフトウエアに従事しており、現在はシステムソフト、IC開発を行う中国屈指のハイテク企業の一つ。 尚、北京大学は、世界に誇る研究者や先端技術の蓄積を背景に大学系企業においても国内トップの実績を誇っており、中国のIT分野におけるリーディングカンパニーである北京大学青鳥集団を含む4つの企業集団を形成。

以上