2008年1月9日

SBIホールディングス株式会社

 当社は、ロシアのリーディング金融グループであるIFC METROPOL(本社:ロシア連邦モスクワ市、代表:Mikhail V. Slipenchuk、以下「METROPOL」)との間で、ロシアにおける有望な企業を主な投資対象とする、新たな投資ファンド「SBI-METROPOL Investment Fund No.1(仮称)」を共同設立することで、基本合意致しました。

 本ファンドは出資約束金額1億米ドルの予定であり、当社とMETROPOLとがそれぞれ5,000万米ドルずつ出資する予定です。主にロシアにおける有望な未公開企業を中心に、幅広い分野を対象として投資してまいります。尚、No.1ファンドのパフォーマンスやロシアにおける投資環境を見極めた上で、出資約束金額は最大で5億米ドルとする予定です(No.1ファンドを含む)。これにより、今後高い発展が見込まれるロシアの経済成長を、最大限享受することを目的といたします。
 また、ファンド運用にあたっては、当社とMETROPOLの双方出資により合弁で新たにファンドマネジメント会社「SBI-METROPOL Fund Management Company(仮称)」を設立し、同社が運用サービスを提供致します。

 当社は、今後もロシアや中国、インド、ベトナムなど引き続き高い成長率が見込まれる諸国において、各国有力パートナーとの連携を一層強化し、さらなるグローバル化の推進を図ってまいります。

(ご参考)
【IFC METROPOLについて】
 IFC METROPOLは、1995年3月に証券会社として設立し、現在では、総合金融サービスを提供するMETROPOL証券会社をはじめ、総資産ではロシアトップ5を誇るMETROPOLアセットマネジメント会社や、商業銀行「OBIBANK」、ロシア天然資源開発を行う「東シベリア金属」、モスクワの中心部で人口約8万人の大規模都市開発「メトロポーリア」プロジェクトを推進中{現在、株式会社 日建設計にマスタープランを委託}の不動産会社のほか、リース会社、保険会社等を傘下に保有するなど多角的な事業を展開しており、ロシア最大の総合金融サービスグループの一つであります。

以上