2009年4月6日
モーニングスター株式会社

 投資信託評価情報をはじめとした総合金融情報を提供するモーニングスター株式会社(本社:東京都港区、代表者:朝倉 智也 以下:当社)は、100%出資子会社のモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表者:鈴木 英之、関東財務局長(金商)第1106号、以下:モーニングスター・アセット・マネジメント)を通じて、確定拠出年金の加入者に対して、掛け金の資産配分や具体的な運用商品の選定等を含む「投資助言サービス」の提供を開始いたします。

 具体的には、モーニングスター・アセット・マネジメントの資産運用アドバイザーが、当社の保有する国内外の株式、投資信託等の豊富なデータベースを有効に活用し、第三者の立場から電話やメールなどで個々の確定拠出年金加入者に最適な資産運用アドバイスを行います。
 その第一号として、株式会社アサツーディ・ケイ(本社:東京都中央区、代表者:長沼 孝一郎)と投資顧問契約を結び、約2,000人の確定拠出年金加入者に対して投資助言サービスを開始いたします。

 確定拠出年金制度は、2001年10月の制度開始以来、企業型年金においては、事業社数11,000社、加入者数300万人を超える規模に拡大してきています(2008年12月末現在)。また、2012年3月末で既に廃止が確定している適格退職年金制度の導入企業(契約件数:32,826件、加入者数:443万人、2008年3月末現在)の多くが、確定拠出年金制度へ移行することが予想されます。
 加入者自身が自己責任で掛け金を投資信託等の金融商品で運用する確定拠出年金は、加入者への継続的な投資教育や投資助言が不可欠であり、当社は、資産運用が初めての加入者でも理解しやすい投資ガイドブックの制作、セミナーの開催、運用商品の情報提供等を行ってまいりました。
 このたびの投資助言サービスは、確定拠出年金に関する当社のこれまでのノウハウを活用し、昨今の厳しい金融市場環境下において漠然と不安を抱えている個々の確定拠出年金加入者に、豊かな老後に向けた資産形成を行なっていくための資産運用アドバイスを、モーニングスター・アセット・マネジメントが確定拠出年金加入者にダイレクトで行なうものであります。

 確定拠出年金制度の先進国である米国では、米国モーニングスターが、既に900万人以上にサービスを提供しており、確定拠出年金の投資教育・投資助言サービスにおいて圧倒的な地位を占めております。
 今後は、当社も確定拠出年金に関する投資助言サービスの契約社数を拡大していき、確定拠出年金制度の活性化に貢献していくとともに、将来的には、確定拠出年金加入者だけでなく、一般の個人投資家に対しても投資助言サービスの展開を図ってまいります。

以上