日系初となるカンボジアでの株式上場主幹事の獲得について

2011年2月21日
SBIホールディングス株式会社

　当社のカンボジアにおける証券事業子会社である「SBIプノンペン証券」（正式名称：SBI Phnom Penh Securities Co., Ltd.）は、このたびカンボジア財務経済省から、同国証券取引所開設後に上場が予定されている国有企業「シアヌーク港湾公社」の株式上場主幹事に選定されましたので、お知らせいたします。

　SBIプノンペン証券は、今夏の証券取引所開設に向けて準備が進められているカンボジアにおいて、昨年10月に証券事業フルライセンスの認可を取得し、取引所開設後の総合証券業務の展開に向け準備を進めております。この度の株式上場主幹事の獲得により、今後シアヌーク港湾公社への上場支援を通じてカンボジア資本市場の成長に貢献するとともに、当社子会社SBI証券と連携して日本においても引受株式の販売を行っていく予定です。

　カンボジアに先立ち2011年1月に取引が開始されたラオス証券取引所においては、上場2社（電力、銀行）の株価は上場後極めて堅調に推移し、今後も20社程度が上場を準備しております。経済成長が期待されるカンボジアにおいても、取引所開設後は資本市場の大きな発展が見込まれる中、当社グループはカンボジア企業には成長に必要な資金を、日本の投資家には成長著しい新興国での投資機会を提供してまいります。

当社グループはカンボジアにおいて既に、40％を出資して2008年9月に「プノンペン商業銀行」（正式名称：　Phnom Penh Commercial Bank Limited）を創業しておりますが、今後は銀行・証券の両面から同国の経済発展へ貢献してまいります。当社グループは引き続き、アジアの新興諸国を中心とした金融サービス事業の海外展開を行ってまいります。

【「シアヌーク港湾公社」の概要】

【「SBIプノンペン証券」の概要】

以上