2011年11月8日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 当社子会社のSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表:北尾 吉孝、以下、「SBIインベストメント」)は、このたびマレーシアの大手金融グループであるRHB Banking Groupとの間で、同グループが子会社を通じて新たに設立する投資ファンド「Asia CleanTech Fund(以下、当ファンド)」の運用アドバイザリーサービス業務を受託することで基本合意いたしましたので、お知らせいたします。

 当ファンドは、RHB Banking Group傘下のRHB Private Equity Fund Management Ltd.により設立、出資金総額は在マレーシア機関投資家からの募集出資等を含む50百万米ドル以上、運用開始は2012年3月末を予定しております。主な投資対象は日本、中国等アジア諸国のクリーンテクノロジー関連分野の未上場企業および上場企業となります。クリーンテクノロジー関連分野は、アジア各国においても経済成長とエネルギー需要増加の観点から注目が高い分野です。SBIインベストメントは、これまで国内外で培ってきたファンド運営及び企業育成ノウハウ等を生かし、近隣国子会社を通じて当ファンドの運用アドバイザリーとして参画してまいります。

 当社グループは中国をはじめとする新興諸国において、各国有力パートナーと連携して積極的に投資事業を進めており、マレーシアにおいては、政府系の大手資産運用会社であるPNBグループと共同で投資ファンドを設立、運営しております。また、証券、銀行などのオンライン金融事業に関するノウハウ等を活用した金融事業の展開も進めており、今後もアジアを中心とする新興諸国での事業を更に拡大させてまいります。

RHB Banking Groupについて
RHB Banking Groupは、1994年に設立され、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナムにも展開するマレーシア国内大手の総合金融サービスグループ。親会社で持株会社のRHB Capital(本社:クアラルンプール、代表者:Kellee Kam Chee Khiong)は時価総額 50億米ドルで、マレーシアの年金基金Malaysian Employees Provident Fund Boardと、アブダビ首長国政府系ファンドであるAabar Investments PJSC(アーバルインベストメンツ)が主要株主でもある。グループ子会社である、商業銀行のRHB Bankと投資銀行のRHB Investment Bankは総合的な銀行商品とサービスを提供しており、アジアンバンカー誌等より数々の賞を受賞するマレーシアにおけるリーディングバンク。

以上