2012年1月31日
SBIホールディングス株式会社

当社は、アジアの幅広い地域で証券業務を中心とした金融サービス事業を展開するマレーシアのOSK Holdings Berhad(ブルハド)の子会社で、同社グループの主要事業を統括するOSK Investment Bank Berhadと戦略的業務提携を行うこととなりましたので、お知らせいたします。当初はマレーシアを対象にした協業を予定しており、主な提携内容は以下の通りとなっております。

(1) オンライン取引システムの相互接続によるOSKグループ取扱い株式のSBI証券顧客への提供
(2) 新規上場銘柄や公社債の提供、また投資信託の開発・販売
(3) OSKグループが作成する各種マーケットリサーチレポートのSBI証券の顧客への提供
(4) 日本・マレーシアの企業を対象としたM&Aマッチング、アドバイザリーサービス
当社グループは、アジアの新興諸国を中心に現地有力パートナーと連携し、投資事業のほか銀行業・証券業などの金融サービス事業の海外展開を積極的に進めており、マレーシアにおいても、これまでに政府系の大手資産運用会社であるPNBグループと共同で投資ファンドを設立、運営しております。この度のOSKグループとの提携により、成長を続け毎年5%以上のGDPの伸びが見込まれる(※)同国の株式や公社債、投資信託等の金融商品を日本の顧客に提供していくことで、より一層のグローバルシナジーの追求を目指してまいります。また、今後はOSK社が取扱うマレーシア以外の東南アジア諸国の金融商品の提供なども予定しています。
(※ 出所:World Economic Outlook, September 2011)

OSK Investment Bankの概要
OSK Investment Bankは、アジアの幅広い地域で金融グループを展開するマレーシアのOSK Holdingsの完全子会社。創業は1963年で、1991年にマレーシア証券取引所メインボードに上場、2007年に投資銀行業務のライセンスを取得。従業員は現在約3,000名で、マレーシア、シンガポール、インドネシア、カンボジア、タイ、香港、中国等ASEAN諸国を中心に計80拠点を抱える。

以上